4日のドル・円は、東京市場では106円06銭から106円22銭まで反発。欧米市場でドルは106円15銭から106円51銭まで上昇し、106円24銭で取引終了。本日7日のドル・円は、主に106円台で推移か。8月米雇用統計は予想を上回る内容だったものの、米国金利の先高観は後退しており、リスク選好的なドル買い・円売りがさらに拡大する可能性は低いとみられる。



米連邦準備制度理事会(FRB)は追加の金融緩和を検討しているとみられる。9月15-16日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)では、雇用やインフレ見通し、量的緩和策の拡大方法、長短金利操作の是非などについて議論される可能性がある。8月米雇用統計は市場予想を上回る内容だったものの、パウエルFRB議長は「我々は活動を支援するために経済には長期にわたる低金利が必要と考えている」との見方を伝えており、米国金利の先高観は一段と後退している。ただし、ユーロやポンドなどの欧州通貨に対するドル買いがただちに縮小する状況ではないとみられていること、日本銀行による追加緩和の可能性は消えていないことから、ドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。