7日の日経平均は続落。115.48円安の23089.95円(出来高概算10億6261万株)で取引を終えた。先週末の米国市場の下落影響もあり、小幅に下落して始まった日経平均は寄り付き直後に23086.89円まで下落。その後前場半ばには23218.22円まで切り返す場面もみられたが、グローベックスのナスダック100先物が1.0%を超える下落で推移していたほか、デリバティブ投資に関する報道を受けたソフトバンクG<9984>が急落となり、日経平均を押し下げる格好となった。日経平均はソフトバンクGを睨みながらの相場展開となるなか、本日の安値圏で取引を終えている。



東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは情報通信が2%を超える下落となったほか、食料品、建設、小売、その他製品が軟調。半面、空運、鉄鋼、繊維、非鉄金属、海運、その他金融がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクGが1社で日経平均を約98円下押しした他、東エレク<8035>、KDDI<9433>、エムスリー<2413>が軟調。一方でファナック<6954>、ファーストリテ<9983>が下支え役となった。



日経平均は寄り付き直後は切り返す場面もみられたが、米国市場が祝日の影響でフローが限られるほか、週末に先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられている中、短期的な売買に限られたようである。ソフトバンクGの動向を睨みながらの展開であり、全体としては過半数の銘柄が上昇しているものの、方向感を掴みづらくさせていた。結局、日経平均は25日線が支持線として意識される一方で、5日線に上値を抑えられる格好だった。



また、グローベックスのナスダック100先物の下落によって、レイバーデー明け後のハイテク株下落への警戒感もあるとみられる。その他、中小型株についても強いトレンドが続いていた直近IPO銘柄などへは利益確定が強まる流れが目立ち始めるなか、地銀などバリューの一角へは政策期待等もあって資金がシフトしているようである。明日も海外勢のフローは限られるため、日経平均はこう着の中で23000円を固める展開が意識されそうである。