30日のニューヨーク外為市場でドル・円は105円75銭まで上昇後、105円40銭まで下落して引けた。

米9月ADP雇用統計が予想を上回り、9月シカゴ購買部協会景気指数が2年ぶり高水準に達したほか、ムニューシン米財務長官とペロシ下院議長との追加パンデミック経済救済策を巡る交渉再開で何等かの合意が見られるとの期待に見通しがさらに改善し、債券利回り上昇に伴うドル買いが優勢となった。しかし、合意にいたることができず交渉継続にとどまったため期待感が後退し伸び悩んだ。


ユーロ・ドルは1.1685ドルまで下落後、1.1752ドルまで上昇して引けた。ドイツ駐EU大使がEU復興基金の運用開始の遅れを警告したほか、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がインフレ目標指針の変更の可能性に言及しECBが想定以上に長期にわたり低金利を維持するとの思惑が上値を抑制した。



ユーロ・円は123円93銭まで上昇後、123円53銭へ下落。






  


ポンド・ドルは1.2816ドルから1.2942ドルまで上昇した。






  

ドル・スイスは0.9245フランまで上昇後、0.9163フランまで下落した。



 30日のNY原油先物は反発。米週次統計で原油在庫が予想外の減少したため供給過剰懸念を受けた売りが後退。さらに、米中の良好な経済指標や米国の追加財政支援への期待に需要増加期待を受けた買いが優勢となった。

[経済指標]
・米・9月ADP雇用統計:+74.9万人(予想:+64.9万人、8月:+48.1万人←+42.8万人)
・米・9月シカゴ購買部協会景気指数:62.4(予想:52.0、8月:51.2)
・米・4-6月期GDP確定値:前期比年率‐31.4%(予想:-31.7%、改定値:-31.7%)
・米・4-6月期個人消費確定値:前期比年率−33.2%(予想:-34.1%、改定値:-34.1%)