■NY株式:NYダウ250ドル高、ハイテク株の上昇が後押し



米国株式相場は続伸。ダウ平均は250.62ドル高の28837.52ドル、ナスダックは296.32ポイント高の11876.26ポイントで取引を終了した。大統領選挙の世論調査で、民主党バイデン候補の勝率上昇を背景に、大規模な経済対策への期待が強まり上昇して寄り付いた。アップルやアマゾンのイベントを控えてハイテク株の急伸も後押しし引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。セクター別ではテクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、耐久消費財・アパレルが下落。



携帯端末のアップル(AAPL)は13日に予定されている製品発表イベントでの5G対応の新型アイフォーン12の発表が予想されており、複数のアナリストが強気の見方を示し大幅高。百貨店のディラーズ(DDS)は、著名投資家バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイ社の運用マネジャーであるテッド・ウェシュラー氏が同社株の保有を明らかにしたため急伸。短文投稿サイトのツィッター(TWTR)、飲料メーカーのペプシコ(PEP)、自動車のフォード(F)はアナリストの投資判断引き上げが好感され上昇。一方、航空会社のユナイテッド(UAL)はアナリストの投資判断引き下げで下落した。



オンライン小売りのアマゾン(AMZN)はパンデミックで延期されていたプライム会員に贈る年に一度のビッグセール「プライムデー」を13日から14日にかけて開催する。



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■NY為替:安全逃避的なドル買い縮小



12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円46銭から105円24銭まで下落して105円34銭で引けた。米追加経済対策への期待で安全逃避的なドル買いは縮小した。



ユーロ・ドルは1.1794ドルから1.1817ドルまで上昇して1.1813ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は「将来の資産購入に関する判断には時間がある」と指摘したことや、一部メンバーは連邦準備制度理事会(FRB)のようなインフレ目標平均の導入に懐疑的であることから、ユーロ売りは後退。ユーロ・円は124円50銭まで買われた後、124円29銭まで下落。ムニューシン米財務長官とペロシ下院議長の交渉は継続し、米追加経済対策が成立するとの期待でユーロ・円は下げ渋った。ポンド・ドルは1.3021ドルから1.3083ドルまで上昇。ジョンソン首相は新型ウイルス感染拡大を受け警戒システム計画を発表したが、全国的な閉鎖が回避されたため、ポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.9109フランから0.9087フランまで下落した。





■NY原油:続落で39.43ドル、供給増加の思惑強まる



NY原油先物11月限は続落(NYMEX原油11月限終値:39.43 ↓1.17)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-1.17ドルの1バレル=39.43ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは39.04ドル−40.45ドル。メキシコ、リビアの石油生産施設の稼働再開を受けて供給増加の思惑が強まり、NY原油先物は節目の40ドルを下回った。米国株高は特に意識されなかったようだ。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  25.68ドル   +0.32ドル(+1.26%)

モルガン・スタンレー(MS) 50.74ドル   +1.91ドル(+3.91%)

ゴールドマン・サックス(GS)214.12ドル  +6.58ドル(+3.17%)

インテル(INTC)        53.88ドル   +1.06ドル(+2.01%)

アップル(AAPL)        124.40ドル  +7.43ドル(+6.35%)

アルファベット(GOOG)    1569.15ドル +53.93ドル(+3.56%)

フェイスブック(FB)     275.75ドル  +11.30ドル(+4.27%)

キャタピラー(CAT)      162.61ドル  +3.67ドル(+2.31%)

アルコア(AA)         12.59ドル   +0.07ドル(+0.56%)

ウォルマート(WMT)      144.25ドル  +1.47ドル(+1.03%)