9日のニューヨーク外為市場でドル・円は104円74銭から105円65銭まで上昇して105円37銭で引けた。米製薬大手ファイザーはドイツのビオンテックと共同開発中の新型コロナウイルスワクチンの最終治験で、感染、発症を防ぐ有効性が90%以上と発表、11月中に米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可申請すると報じられ景気見通しが大幅改善し、米国債相場が急落。米債利回りの急伸に伴うドル買い、リスク選好の円売りに拍車がかかった。



ユーロ・ドルは1.1920ドルまで上昇後、1.1796ドルまで下落して1.1813ドルで引けた。ユーロ・円は125円13銭まで上昇後、124円45銭まで反落。ポンド・ドルは1.3208ドルまで上昇後、1.3119ドルまで反落した。英国のスナク財務相が欧州連合(EU)との離脱を巡る通商交渉が大きく進展し、合意の見通しが立ったと楽観的な見解を示したことを好感したポンド買いが下支えとなった。ドル・スイスは0.9040フランから0.9143フランまで上昇した。