17日のニューヨーク外為市場でドル・円は104円07銭まで下落後、104円25銭まで強含んで引けた。

米国の10月小売売上高が予想を下回る4月来の低い伸びにとどまり利回り低下に伴うドル売りが強まった。その後発表された米11月NAHB住宅市場指数が10月から一段と上昇し、過去最高を更新したためドル売りが後退。しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、今後数カ月の回復には著しい下方リスクがあると警告したため上値の重い展開が続いた。



ユーロ・ドルは1.1894ドルまで上昇後、1.1857ドルまで反落。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、新型コロナワクチン開発の前進がECBの見通しを大幅に修正させることはないとし、「ECBは手段を再修正する用意がある」と、12月の追加緩和の可能性を再確認したためユーロ売りが再開。




ユーロ・円は123円84銭から123円52銭まで下落。


  


ポンド・ドルは1.3269ドルまで強含んだのち、1.3240ドルまで下落。

英国と欧州連合(EU)が通商交渉で合意が近いとの期待感にポンド買いが一時強まったが、ラムスデン英中銀副総裁がワクチンの開発が前進したが見通しの修正を正当化するかどうかは不明だとし、「必要な追加策をとる準備がある」とハト派姿勢を示すとポンド買いが後退した。


  
ドル・スイスは0.9088フランまで下落後、0.9116フランまで反発した。






[経済指標]

・米・10月輸入物価指数:前月比‐0.1%(予想:0.0%、9月:+0.2%←+0.3%)
・米・10月輸入物価指数:前年比−1.0%(予想:-0.8%、9月:−1.4%←-1.1%)
・米・10月小売売上高:前月比+0.3%(予想:+0.5%、9月:+1.6%←+1.9%)
・米・10月小売売上高(自動車除く):前月比+0.2%(予想:+0.6%、9月:+1.2%←+1.5%)
・米・9月企業在庫:前月比+0.7%(予想:+0.6%、8月:+0.3%)
・米・11月NAHB住宅市場指数:90(予想:85、10月:85)
・米・10月鉱工業生産:前月比+1.1%(予想:+1.0%、9月:−0.4%←-0.6%)
・米・10月設備稼働率:72.8%(予想:72.3%、9月:72.0%←71.5%)
・米・9月企業在庫:前月比+0.7%(予想:+0.6%、8月:+0.3%)
・米・11月NAHB住宅市場指数:90(予想:85、10月:85)