24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:ワクチン期待で日経平均は26000円の攻防に

■ニッケ、20/11上方修正 営業利益85億円←73億円

■前場の注目材料:日野自、デジタル人材倍増、25年めどに物流・整備融合で新事業





■ワクチン期待で日経平均は26000円の攻防に



24日の日本株市場は買い優勢の相場展開になりそうだ。23日の米国市場ではNYダウが327ドル高だった。10月シカゴ連銀全米活動指数が9月から上昇、11月製造業PMI速報値も予想外に10月から改善し2014年9月来で最高となったほか新型コロナワクチン接種が米国内で約3週間以内に開始する可能性などが明らかになると見通し改善で寄り付きから大きく上昇。バイデン氏が次期財務長官にイエレン前FRB議長を指名すると報じられると大規模な財政策への期待に上げ幅を拡大している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比395円高の25935円。円相場は1ドル104円50銭台と円安に振れて推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行となり、日経平均は26000円を意識した相場展開になりそうだ。20日の米国市場は下落となるなかで日経225先物のナイトセッションは強い値動きだったが、週明けの米国市場の上昇を受けて一段高となる。シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップアップとなるため、売り方の買い戻しの流れも強まりやすいだろう。先週は週末にかけて利益確定の流れが優勢となったが、TOPIX型の買いがみられており、日経平均の調整ほど地合いの悪さは感じられなかった。指数インパクトの大きい値がさの一角が指数を押し上げる格好になるため、日経225型への買いも強まりやすく、ショートカバーに向かわせやすいだろう。



ファイザーのコロナワクチン候補の申請により、来月11日にも投与が開始される可能性があると伝えられている。承認されるかはわからないため過度な期待は禁物であろうが、ショート筋においてはポジションをニュートラルに近づけておきたいところであろう。海外勢は依然として売り越しであることもあり、S&P500に対してドル建て日経平均はアウトパフォームしていることもあって、日本株比率を高めざるを得ない状況でもあると考えられ、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。VIX指数は22.66とボトム圏での推移が続いており、リスクオン姿勢である。



物色の流れとしては幅広い銘柄にインデックスに絡んだ買いが向かいやすく、コロナワクチン期待からTOPIX型の買いが意識されやすいところである。先週はNT倍率の低下が目立っていたが、引き続きNT倍率は低下傾向に向かいそうである。そのほか、中小型株においては、マザーズ指数は1200ポイントを挟んでの底堅さが意識され煮詰まり感が台頭してきており、上値抵抗の25日線レベルを捉えてくる展開が期待される。足元調整を見せている時価総額上位銘柄への押し目待ちの買いも意識されやすい。





■ニッケ、20/11上方修正 営業利益85億円←73億円



ニッケ<3201>は2020年11月期業績予想の修正を発表。営業利益を従来の73億円から85億円に上方修正した。売上高は予想通りの進捗として据え置き。営業利益については、第3四半期より自動車関連資材に回復の兆しが見えてきた産業機材事業、新規M&A会社が業績寄与した人とみらい開発事業、コロナ禍における巣ごもり需要を取り込んだ生活流通事業により上方修正している。





■前場の注目材料

・NYダウは上昇(29591.27、+327.79)

・ナスダック総合指数は上昇(11880.63、+25.66)

・シカゴ日経225先物は上昇(25935、大阪比+395)

・1ドル104円50-60銭

・SOX指数は上昇(2595.25、39.76)

・VIX指数は低下(22.66、-1.04)

・原油先物は上昇(43.06、+0.64)

・日銀のETF購入

・米経済対策への期待

・コロナ向けワクチン開発の進展





・日野自<7205>デジタル人材倍増、25年めどに物流・整備融合で新事業

・堀場製作所<6856>英に安全性試験設備、EV向け大型バッテリー対応

・アルプスアルパイン<6770>デジタルキーを開発、社有車を一元管理

・豊田合成<7282>東大、強靱性6倍の合成ゴム開発、伸縮性も倍増

・大日住薬<4506>グリア細胞を効率作製、臨床用ヒトiPS活用





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・特になし