6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:目先的には27000円を固めに行く動きに

■日清食HD、21/3上方修正 営業利益530億円←435億円

■前場の注目材料:アイシン精機、サイバー組織、製品開発から安全対策







■目先的には27000円を固めに行く動きに



6日の日本株市場は底堅さが意識される相場展開が見込まれる。5日の米国市場ではNYダウが167ドル高だった。売りが先行したが12月ISM製造業景況指数が2018年8月来の高水準を記録したため景気見通しの改善で上昇に転じ、その後もOPECプラスによる供給抑制合意を受けた原油価格の上昇がエネルギー関連株を支援し堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の27130円。円相場は1ドル102円60銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から若干ながら買い先行で始まろう。ジョージア州上院選決選投票が行われ、完全に織り込んでいるとは言えないものの、ある程度は「ブルーウェーブ」となる可能性を想定していると考えられる。米半導体株が軒並み上昇していることも安心感につながることから、いったんはアク抜け感も出てきそうである。



一方で、円相場が1ドル102円台半ばで推移しており、円高が重石となりやすいところ。また、日経225先物はナイトセッションで一時節目の27000円を割り込んでいることもあり、目先的には27000円を固めに行く動きになりそうである。27000円の攻防でとなれば売りを仕掛けてくる可能性もあるため、押し目買い意欲の強さを見極めたいところであろう。



物色の流れとしては米半導体株の上昇がハイテクセクターへの支援材料になる可能性があるほか、足元では米系証券からバリューセクターに対する格上げの動きが続いており、バリューシフトを意識したスタンスにもなりやすいところである。その他、原油相場が一時50ドルを回復していることもあり、エネルギー株の動向も注目されよう。また、新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言発令を控えていることもあり、テレワーク関連などの動向も引き続き注目されやすいと考えられる。



その他、マザーズ指数は75日線レベルでの攻防をみせており、この抵抗線を突破してくるようだと、個人主体による中小型株物色が活発化してきそうである。





■日清食HD、21/3上方修正 営業利益530億円←435億円



日清食HD<2897>は2021年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の4860億円から5000億円、営業利益は435億円から530億円に上方修正した。新型コロナ感染拡大に伴う巣ごもり需要の増加で販売が拡大したことや、湖池屋を連結子会社化した影響等により前回予想を上回る見込み。





■前場の注目材料



・NYダウは上昇(30391.60、+167.71)

・ナスダック総合指数は上昇(12818.96、+120.51)

・シカゴ日経225先物は上昇(27130、大阪比+60)

・SOX指数は上昇(2837.17、+53.96)

・VIX指数は低下(25.34、-1.63)

・原油先物は上昇(49.93、+2.31)

・日銀のETF購入

・コロナ向けワクチン開発の進展

・世界的金融緩和の長期化





・アイシン精機<7259>サイバー組織、製品開発から安全対策

・任天堂<7974>カナダ社買収、ゲームソフト開発加速

・伊藤忠<8001>アンモニアの共同事業化調査

・住友理工<5191>次世代対応推進で新部門、断熱材など開発効率化

・コマツ<6301>ICT農機拡販、国内・アジアでスマート化

・日揮HD<1963>原薬の連続晶析可能に、ノリタケと装置、溶液を均一混合

・中北製作所<6496>バルブ検査デジタル化、重複入力省略し20%効率化

・NTTデータ<9613>IOWN推進室を新設、25年500人体制





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・10:45 中・12月財新サービス業PMI(予想:57.9、11月:57.8)