8日の米国長期債相場は続落。米労働省がこの日発表した昨年12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月から14万人減少、失業率は11月と同じ6.7%となった。新型コロナウイルスの感染流行が続いており、雇用回復のペースは大幅に鈍化していることを示す結果となったが、追加景気対策実現への思惑は残されており、長期債利回りは続伸した。原油高も意識されたようだ。産業別の雇用者数では、娯楽・宿泊、飲食店の雇用者数は大幅に減少したが、小売り、製造、建設は増加。2年債と10年債の利回り格差は一段と拡大し、10年債利回りは1.073%近辺まで低下した後、一時1.124%近辺まで上昇した。



イールドカーブは、引き続きスティープニング気配。2年−10年は+98.00bp近辺、2年−30年は+173.50bp近辺で引けた。2年債利回りは0.13%(前日比:-1bp)、10年債利回りは1.11%(同比:+3bp)、20年債利回りは1.66%(同比+2bp)、30年債利回りは、1.87%(同比:+2bp)で取引を終えた。