25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:日本においても主要企業の決算発表が本格化

■東製鉄、3Q営業利益71.3%減 41.11億円、通期下方修正

■前場の注目材料:大阪瓦斯、脱炭素化で新ビジョン、30年までに確立





■日本においても主要企業の決算発表が本格化



25日の日本株市場は、底堅さは意識されるものの、こう着感の強い相場展開が見込まれる。22日の米国市場ではNYダウが179ドル安となる一方、ナスダックは小幅に上昇している。IBMやインテルの四半期決算が嫌気されたほか、バイデン政権が提示した約2兆ドル規模の追加経済対策を巡り共和党の反対意見が強まり期待が後退。また、ワクチン普及の遅れや次期財務長官に指名されているイエレン氏がバイデン政権の増税の方針を再確認したことも売り材料となり終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の28610円。円相場は1ドル103円80銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から小動きでのスタートになりそうだが、今週から日米決算が本格化することになるため、こう着感の強い相場展開が見込まれる。米国では決算反応が指数に影響を与えているため、日本においても主要企業の決算発表が本格化するため、決算後の市場反応を見極めたいとする模様眺めムードにつながりやすい。ナスダックは小幅に上昇しており連日で最高値を更新しているが、SOX指数は下落していることから指数インパクトの大きい値がさハイテク株の方向性を見極めづらくさせよう。



もっとも、日経225先物はナイトセッションで28390円まで下げる場面がみられたが、その後は変わらず水準まで戻していることもあり、為替相場はやや円安に振れていることもあって底堅さは意識されるだろう。物色の流れとしては新型コロナウイルスによる東京都の1日の新規感染者数が12日ぶりに1000人を下回ったことが材料視される可能性がある。緊急事態宣言に一定の効果がみられたとの見方となるようだと、バリュー株への物色がみられることが想定されよう。



また、主要企業の決算本格化によって日経平均はこう着ながらも底堅さが意識されるようであれば、マザーズ銘柄など新興市場の中小型株への物色が強まる可能性もありそうだ。マザーズ指数は先週の上昇で抵抗線を突破し、昨年12月の戻り高値水準をクリアしてきている。昨年10月以来の水準を回復してきていることもあり、昨年10月以降に利益確定の売りに押されて調整していた銘柄などへは見直す流れが強まりやすいだろう。





■東製鉄、3Q営業利益71.3%減 41.11億円、通期下方修正



東製鉄<5423>が発表した第3四半期決算は、営業利益が前年同期比71.3%減の41.11億円だった。あわせて21年3月期業績予想の修正を発表。値上げ効果から売上高は是従来の1340億円から1400億円に上方修正したが、営業利益は53億円から30億円に下方修正している。原料の鉄スクラップ価格が大幅に上がり、利益を圧迫する。





■前場の注目材料



・ナスダック総合指数は上昇(13543.06、+12.15)

・1ドル103円70-80銭

・米長期金利は低下

・日銀のETF購入

・海外コロナ向けワクチン接種の進展

・世界的金融緩和の長期化





・大阪瓦斯<9532>脱炭素化で新ビジョン、30年までに確立

・三菱電機<6503>電機各社、サテライトオフィスで先行、在宅勤務難民に門戸開放

・日本ガイシ<5333>来年度からDX専門部署、課題集約・新人教育

・資生堂<4911>日用品事業売却へ、「TSUBAKI」など香港ファンドに

・東芝<6502>東証1部復帰、順調な再建アピール

・豊田自動織機<6201>自律走行ロボ実用化、名古屋で搬送試験

・オークマ<6103>投資再開、MC工場の需要急増に備え

・サコス<9641>中古建機販売6割増、中国・東ア需要対応

・津田駒<6217>新中計、営業利益率10%目標、自動化提案など拡大

・シャープ<6753>京町家をスマートホーム化、家電自動制御、快適空間創出

・JTOWER<4485>5G推進、インフラ共用、総務省に要望

・日立金属<5486>磁心向け軟磁性部材、高周波帯向け開発

・信越化<4063>EV向け放熱用シリコーン材、サンプル出荷





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・特になし