大阪金見通し:下落か、株高・米金利上昇・底堅いドル相場反映へ
・想定レンジ:上限6150円-下限6050円
5日の大阪取引所金標準先物(期先:21年12月限)は下落しそうだ。昨日の米国株式相場が大幅に上昇したことから投資家のリスク資産選好が継続。安全資産とされる金は売られやすい地合いとなっている。また、米長期金利が上昇し、金利がつかない金の魅力が相対的に低下するとの見方が広がっている。さらに、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが海外市場で底堅く推移し、ドルの代替投資先とされる金に資金が向かいにくく、こうした動きを受け、ナイトセッションで金先物は下落しており、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、売り優勢の展開となりそうだ。