米商務省が発表した1月個人所得は前月比+10.0%となった。伸びは12月+0.6%から予想以上に拡大し、過去最大の伸びを記録した4月来で最大。昨年末に成立した政府の財政策の一環となる個人への現金供給が指数を押し上げた。1月個人消費支出(PCE)は前月比+2.4%。伸びは3カ月ぶりのプラスとなったが、予想+2.5%は下回った。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している変動の激しいエネルギーや食品を除いた1月コアPCE価格指数は前年比+1.5%と、予想外に12月+1.4%から伸びが拡大し9月来で最大。ただ、2%以上の目標には程遠い。



1月卸売在庫速報値は前月比+1.3%となった。伸びは12月+0.5%から鈍化予想に反して拡大し10月来で最大。また、米1月前渡商品貿易赤字は837億ドル。赤字幅は12月の832億ドルから縮小予想に反して拡大した。



米国債相場は昨日の急落後、行き過ぎ感から反発。米10年債利回りは1.47%で伸び悩んだ。ドルはコアPCEの上昇を受けて堅調推移。ドル・円は106円21銭から106円38銭までじり高推移。ユーロ・ドルは1.2220ドル前後の安値圏でもみ合いが続いた。

【経済指標】

・米・1月コアPCE価格指数:前年比+1.5%(予想:+1.4%、12月:+1.4%←+1.5%)

・米・1月個人所得:前月比+10.0%(予想:+9.5%、12月:+0.6%)

・米・1月個人消費支出:前月比+2.4%(予想:+2.5%、12月:-0.4%←-0.2%)

・米・1月卸売在庫速報値:前月比+1.3%(予想:+0.4%、12月:+0.5%←+0.3%)

・ 米・1月前渡商品貿易収支:-837億ドル(予想:-830億ドル、12月:-832億ドル←-825億ドル)