■弱含み、域内におけるウイルス感染再拡大を警戒



今週のユーロ・ドルは弱含み。フランス、イタリアにおける新型コロナウイルスの感染再拡大を警戒してユーロ売りが強まり、一時1.1874ドルまでユーロ安・米ドル高に振れる場面があった。米金融緩和策の長期化観測が広がったものの、米長期金利は高止まりを続けており、リスク選好的なユーロ買い・米ドル売りは縮小した。取引レンジ:1.1874ドル-1.1989ドル。



■弱含みか、ユーロ圏の企業景況感などが手掛かり材料に



来週のユーロ・ドルは弱含みか。ユーロ圏での新型コロナウイルス再拡大を受け、ユーロ圏3月マークイット製造業/サービス業PMIなど経済指標が市場予想を下回った場合、景気回復期待のユーロ買いは後退しそうだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)後も米長期金利は底堅く推移しており、金利差拡大の思惑でユーロ安・ドル高が見込まれる。



予想レンジ:1.1800ドル−1.2000ドル



■弱含み、米中対立を警戒したユーロ売りも



今週のユーロ・円は弱含み。米連邦公開市場委員会(FOMC)での現行の金融緩和政策の長期間継続が示されたことを好感して、リスク選好的なユーロ買い・円売りが一時強まった。その後、日本銀行が金融政策の点検による対応でETF買い入れ対象を変更したことや、米中外交トップ会談での両国対立を警戒して、週末前にリスク回避的なユーロ売り・円買いが優勢となった。取引レンジ:129円32銭−130円67銭。



■弱含みか、ウイルス感染再拡大で経済成長停滞の懸念残る



来週のユーロ・円は弱含みか。ユーロ圏における新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒されており、リスク選好的なユーロ買い・円売りは抑制されるとみられる。3月マークイット製造業/サービス業PMIなどの経済指標が市場予想を下回った場合、経済成長停滞を嫌気してユーロ売り・円買いがやや強まる可能性がある。米長期金利の高止まりが続いていることも、ユーロ・円相場の反発を抑える一因となりそうだ。



○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント

・24日:3月マークイット製造業PMI(2月:57.9)

・24日:3月マークイットサービスPMI(2月:45.7)



予想レンジ:128円50銭−130円50銭