米商務省が発表した3月小売売上高は前月比+9.8%と、2月-2.7%からプラスに改善した。伸びは予想の2倍近くとなり、過去最大の伸びを記録した昨年5月来で最大となった。変動の激しい自動車除いた小売も前月比+8.4%と、2月-2.5%からプラスに改善し、予想を上回った。



労働省が同時刻に発表した10日までの先週分新規失業保険申請件数は前週比19.3万件減の57.6万件と、前回から予想以上に減少。一方、3日までの失業保険継続受給者数は373.1万人と、前回372.7万人から減少予想に反して増加した。



4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は50.2と、3月44.5から低下予想に反して上昇し1973年以降48年ぶり高水準を記録。また、4月NY連銀製造業景気指数も26.3と、3月17.4から予想以上に上昇し2017年10月来で最高となった。



期待されていたとおり、政府の国民への直接資金供給や中小企業支援を含んだ経済対策が大きく貢献した。



米国債相場は反発。10年債利回りは1.59%まで低下。良好な経済指標を受け、ドル買いが優勢となった。ドル・円は108円70銭から108円108円88銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1981ドルから1.1956ドルまで下落した。



【経済指標】

・米・先週分新規失業保険申請件数:57.6万件(予想:70.0万件、前回:76.9万件←74.4万件)

・米・失業保険継続受給者数:373.1万人(予想:370.0万人、前回:372.7万人←373.4万人)

・米・3月小売売上高:前月比+9.8%(予想:+5.8%、2月:-2.7%←-3.0%)

・米・3月小売売上高(自動車除く):前月比+8.4%(予想:+5.0%、2月:-2.5%←-2.7%)

・米・4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:50.2(予想:41.5、3月:44.5←51.8)

・米・4月NY連銀製造業景気指数:26.3(予想:20.0、3月:17.4)