NY外為市場ではインフレ率の予想以上の上昇を受けてドル買いが加速した。

労働市場が発表した4月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.8%と、伸びは3月+0.6%から鈍化予想に反して拡大。金融危機による景気後退から脱した2009年6月来で最大となった。前年比では+4.2%と、3月+2.6%から伸びが拡大し2008年9月来で最大。また、FRBが最も注視している変動の激しい食品や燃料を除いたコアCPIは前月比+0.9%と予想外に3月+0.3%から伸びが拡大し、1981年9月以降で最大。前年比では、+3.0%と、伸びは3月+1.6%から予想以上に拡大し1995年5月来で最大を記録した。



予想を上回った結果を受けて10年債利回りは1.64%まで上昇。ドル買いに拍車がかかった。ドル・円は108円70銭から109円21銭へ急伸。ユーロ・ドルは1.2122ドルから1.2072ドルまで下落した。



【経済指標】

・米・4月消費者物価指数:前年比+4.2%(予想:+3.6%、3月:+2.6%)

・米・4月消費者物価コア指数:前年比+3.0%(予想:+2.3%、3月:+1.6%)

・米・4月消費者物価指数:前月比+0.8%(予想:+0.2%、3月:+0.6%)

・米・4月消費者物価コア指数:前月比+0.9%(予想:+0.3%、3月:+0.3%)