26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:物色の流れとしてはハイテクなどグロース株の押し目狙い

■丸順、22/3予想 営業利益14.9%減 38.0億円

■前場の注目材料:ソニーグループ、TSMCと合弁構想、熊本に1兆円新工場





■物色の流れとしてはハイテクなどグロース株の押し目狙い



26日の日本株市場は売り一巡後の底堅い値動きが見込まれる。25日の米国市場ではNYダウが81ドル安だった。新型コロナワクチンの普及による経済活動の正常化への期待から買い先行で始まったが、取引開始後に発表された5月の消費者信頼感指数と4月の新築住宅販売件数が市場予想を下回ると買いの勢いは鈍った。ダウは高値圏では利益確定の売りも出やすく景気敏感株を中心に売られている。一方で、長期金利が1.6%を下回って推移していることを受け、ハイテク株が買われており、ナスダックは前日の終値近辺でもみ合う展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円安の28405円。円相場は1ドル108円80銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする形から売り先行で始まろう。ただし、米ハイテク株の底堅い値動きを受けて、その後は押し目買いの動きを見せてくる可能性はありそうだ。米国市場の下落についてはインフレ圧力や暗号資産(仮想通貨)の大きな変動による波乱含みではなく、利益確定の範囲内であろう。VIX指数はボトム圏で推移しているほか、SOX指数は上昇していることもあり、押し目買い意欲は強そうだ。



日経平均は足元でリバウンド基調を続けており、心理的な上値抵抗だった28500円をブレイクしてきている。本日は反動安といったところであろうが、下値切り上げのトレンドは継続していることもあり、5日線辺りをサポートしてくるかが注目される。また、25日線が切り下がってきており、次のターゲットとなるだろう。下値の堅さが意識されてくるようだと、25日線辺りを試してくる展開も目先は意識しておきたい。



物色の流れとしてはハイテクなどグロース株の押し目狙いとなる。また、マザーズ指数についても順調なリバウンドを続けている。ナスダックの底堅い動きもセンチメント改善に繋がると考えられ、中小型株についても押し目狙いといったところだ。また、新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言の延長思惑から売り仕掛け的な動きも出やすいだろうが、薄商いのなかでは短期的な売買が中心であるため、弱含む場面においては押し目拾いのスタンスになりそうだ。





■丸順、22/3予想 営業利益14.9%減 38.0億円



丸順<3422>は2022年3月期業績予想を発表。売上高は前期比1.8%減の440.0億円、営業利益は同14.9%減の38.0億円を見込む。グループの生産拠点がある日本、タイ及び中国においては、今後一定期間において主要客先の減産に伴い、生産が減少し、年度末に向けては主要客先の生産回復に伴い、生産は徐々に回復すると想定している。







■前場の注目材料



・日経平均は上昇(28553.98、+189.37)

・1ドル108円70-80銭

・SOX指数は上昇(3134.67、+11.69)

・米原油先物は上昇(66.07、+0.02)

・米長期金利は低下

・海外コロナワクチン接種の進展

・世界的金融緩和の長期化

・株価急落時の日銀ETF買い





・ソニーグループ<6758>TSMCと合弁構想、熊本に1兆円新工場

・旭化成<3407>温室ガスゼロへ、50年目標、CO2活用など実用化

・東ソー<4042>研究拠点に100億円投資、バイオ・AIで新製品

・日本精工<6471>産業機械攻勢、市井社長、10年で売上高5割

・DMG森精機<6141>音楽家の活躍の場を創出、DMG森精機が新会社

・ヤマハ<7951>インド工場の停止期間延長

・中部電<9502>中部電など、植物工場参入

・ホンダ<7267>新車のサブスク開始、保険など一括提供、満期時の車両買い取り可能に

・日産自<7201>日産など「移動会議室」実証、東京・神奈川で3カ月間

・NTN<6472>後輪自動制御のタイヤ用軸受け、角度最大±10度

・日本ケミコン<6997>アルミ電解コンデンサー、EV向け3種投入

・北越コーポ<3865>タイでRO膜用支持体、60億円投じ年産5000トン

・JFE<5411>カーボンリサイクル高炉30年実用化、千葉に試験炉設置検討





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・10:30 鈴木日銀審議委員あいさつ(山口)(午後会見)



<海外>

・07:45 NZ・4月貿易収支(3月:+0.33億NZドル)

・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(0.25%に据え置き予想)