米商務省が発表した5月小売売上高は前月比-1.3%となった。伸びは2月来のマイナスとなり予想をさらに下回った。一方、4月分は+0.9%と、横ばいから上方修正された。一方で、変動の激しい自動車を除く小売売上高は前月比-0.7%と、予想外に2月来のマイナスに落ち込んだ。一方、同時刻に労働省が発表した5月生産者物価指数(PPI)は前月比+0.8%。伸びは4月+0.6%から鈍化予想に反して拡大した。前年比では+6.6%と、やはり予想外に伸びが4月+6.2%から拡大し少なくとも2010年以降で最大を記録。変動の激しい燃料や食品を除いたコアPPIは前月比+0.7%で、やはり伸びは鈍化予想に反し4月と同水準を維持。前年比では+4.8%と、4月+4.1%から伸びが拡大しやはり2010年以降で最大となった。



米6月NY連銀製造業景気指数は17.4と、5月24.3から予想以上に低下し3月来で最低。



インフレ率の上昇で米国債相場は下落。10年債利回りは再び1.5%台を回復し、ドル買いが優勢となった。ドル・円は弱い小売りに一時110円00銭に弱含んだのち110円14銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.2101ドルまで下落した。

【経済指標】

・米・5月小売売上高:前月比-1.3%(予想:-0.8%、4月:+0.9%←0.0%)・米・5月小売売上高(自動車除く):前月比-0.7%(予想:+0.4%、4月:0%←-0.8%)

・米・5月生産者物価指数:前月比+0.8%(予想:+0.5%、4月:+0.6%)

・米・5月生産者物価コア指数:前月比+0.7%(予想:+0.5%、4月:+0.7%)

・米・5月生産者物価指数:前年比+6.6%(予想:+6.2%、4月:+6.2%)

・米・5月生産者物価コア指数:前年比+4.8%(予想:+4.8%、4月:+4.1%)

・米・6月NY連銀製造業景気指数:17.4(予想:22.7、5月:24.3)