NY外為市場でパウエルFRB議長の議会証言を控えてドル売りが続いた。ドル・円は110円40銭から109円97銭まで下落し12日来の安値を更新。ユーロ・ドルは1.1810ドルから1.1828ドルまで上昇した。



公表された草案の中で、パウエル議長はインフレが顕著に上昇し、今後数カ月高止まりする可能性があるとしながらも、一過性の要因によるものであるとの見解を繰り返した。今後数会合、資産購入策の縮小を巡る協議を継続するとしたものの、金融緩和解消の条件である「一段の著しい進展」に達するには「程遠い」との見方。労働市場の改善も、回復完了はまだ先との見方を示した。インフレ指標の上昇も、FRBが速やかに対応を講じるとの思惑が後退。米国債相場も反発した。10年債利回りは1.39%から1.36%まで低下した。