16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円34銭まで上昇後、110円04銭まで反落し、110円08銭で引けた。6月小売売上高は予想外のプラスに改善したことから、ドル買いが優勢となった。しかし、その後に発表された7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は前月から低下したため、強い景気回復への期待を受けたドル買いは後退した。



ユーロ・ドルは1.1793ドルから1.1819ドルまで上昇し、1.1805ドルで引けた。ユーロ・円は130円28銭へ上昇後、129円90銭まで下落。新型コロナウイルスデルタ株流行拡大で景気回復が損なわれるとの懸念が高まり、リスク回避の円買いが強まった。ポンド・ドルは1.3839ドルへ上昇後、1.3761ドルまで下落した。英中央銀行の早期緩和縮小観測を受けたポンド買いが観測されたが、パンデミック規制の緩和を控えて英国で新型コロナデルタ株の感染が急増していることが警戒され、ポンド売りが強まった。ドル・スイスは0.9204フランから0.9185フランまで下落した。