16日の米国長期債相場はもみ合い。この日発表された6月小売売上高は、前月比+0.6%と市場予想を上回ったが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が引き続き意識されており、債券利回りの上昇を抑えている。新型コロナウイルス変異株(デルタ株)の感染拡大を警戒して米国株式が下落したことも、この日の債券相場を下支えしたようだ。ただ、一部の市場参加者は、「市場の平均的な経済成長見通しを基準にすると、現在の10年債利回りは低すぎる」と指摘している。10年債利回りは、一時1.334%近辺まで上昇したが、取引終了時点にかけて1.29%近辺まで低下した。



イールドカーブは、小動き。2年−10年は+107.20bp近辺、2−30年は+170.00bp近辺で引けた。2年債利回りは0.22%(前日比:0bp)、10年債利回りは1.29%(同比:-1bp)、30年債利回りは、1.92%(同比:0bp)で取引を終えた。