24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:グロース株への見直し買いが強まる可能性

■タカショー、22/1上方修正 営業利益15.06億円←11.95億円

■前場の注目材料:三菱重、米の小型旅客機整備拠点増強、運航再開で需要増





■グロース株への見直し買いが強まる可能性



24日の日本株市場は、買い先行後は強弱感が対立しやすいだろう。23日の米国市場ではNYダウが215ドル高だった。食品医薬品局(FDA)が国内で初めてファイザー・独ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンを正式承認したため、コロナ感染拡大への懸念が後退した。また、連邦準備制度理事会(FRB)の経済シンポジウムが対面形式からオンライン形式に変更されたことを受けて、この会合でパウエル議長が緩和縮小計画を発表するとの警戒感が後退したことも支援材料となったようだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の27600円。円相場は1ドル109円60銭台で推移。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになろう。日経平均は前日の上昇で節目の27500円を回復しており、いったんはリバウンド一巡感も意識される可能性もありそうだ。25日線は27686円辺りに位置していることもあり、同水準を捉えてくるかが注目されよう。同水準をクリアしてくるようだと、ショートカバーを交えたリバウンドが意識されてくる。



一方で、ファイザー・独ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンの正式承認については昨日の段階で織り込まれており、反応は限られやすい。国内では緊急事態宣言の対象地域の拡大が見込まれているほか、政権運営への不透明感もくすぶる。日経平均の25日線レベル接近では利益確定の動きが強まりやすいところだろう。もっとも、ナスダックの高値更新のほか、SOX指数の上昇の流れを受けて、グロース株への見直し買いが強まる可能性はありそうだ。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の強い動きにより、日経平均をけん引してくる展開も期待されるところではある。



物色の流れとしては薄商いのなかではインデックスに絡んだ売買に振らされやすいところであろうが、足元でリバウンド機運が高まってきていることを背景に、調整が目立っていたマザーズ銘柄などへの物色が意識されてきそうだ。そのほか、政権運営への不透明感が高まる一方で、経済対策への期待も高まりやすく、コロナ対策や脱炭素などのテーマ株への物色も強まりそうである。





■タカショー、22/1上方修正 営業利益15.06億円←11.95億円



タカショー<7590>は2022年1月期業績予想の修正を発表。営業利益は11.95億円から15.06億円に上方修正した。プロユース事業部におけるDX化による販促活動の強化や、空間パッケージ型新商品の市場投入の効果が出てきている。また、ホームユース事業部における中国生産工場の本格稼働からのグローバル展開の促進などに伴い、予想を上回る見込み。





■前場の注目材料



・日経平均は上昇(27494.24、+480.99)

・NYダウは上昇(35335.71、+215.63)

・ナスダック総合指数は上昇(14942.65、+227.99)

・シカゴ日経先物は上昇(27600、大阪比+80)

・SOX指数は上昇(3342.01、+85.51)

・VIX指数は低下(17.15、-1.41)

・米原油先物は上昇(65.64、+3.50)

・米長期金利は低下

・海外コロナワクチン接種の進展

・日銀は金融緩和を長期化

・株価急落時の日銀ETF買い





・三菱重<7011>米の小型旅客機整備拠点増強、運航再開で需要増

・デンソー<6902>ソフト人材情報集約、世界で効率開発

・昭和電工<4004>1093億円調達、半導体など投資加速

・商船三井<9104>メルティンと覚書、外航海運に遠隔操作ロボ

・グローリー<6457>ペイセーフカードに独子会社の保有株譲渡

・東電力HD<9501>東電HDなど、シンガポールの変電所プロ支援

・日鍛バルブ<6493>燃費向上貢献の次世代エンジンバルブ、中速時の底面温度10%減

・横浜ゴム<5101>マリンホース・空気式防舷材、米・品質規格を取得

・三菱電<6503>ヘルスエアー技術が新型コロナ低減を確認

・NEC<6701>顔認証制度評価で1位

・DOWAHD<5714>伸銅品を2工場で代替生産、リスク分散

・住友化<4005>アクリル樹脂再生で来年実証実験、日本製鋼所と開発





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・07:45 NZ・4-6月期小売売上高(前期比予想:+2.5%、1-3月期:+2.5%)