21日のドル・円は、東京市場では109円35銭から109円71銭まで反発。欧米市場では、109円69銭から109円19銭まで下落し、109円21銭で取引終了。本日22日のドル・円は主に109円台前半で推移か。中国本土の株式市場の動向を見極める展開となりそうだ。株式相場が小幅安にとどまった場合、リスク回避的な円買いは縮小する可能性がある。



21日の米国債券市場で長期債利回りは下げ渋った。中国の不動産開発大手、中国恒大集団が債務不履行に陥るとの懸念は消えていないが、21-22日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で量的緩和策の段階的な縮小に関する議論はさらに進展するとみられていることから、安全逃避的な債券買いはやや縮小した。債務問題を抱える中国恒大集団は、今月23日と29日に利払いがある。関係者によると、利払い日から30日以内に支払いを履行できない場合、債務不履行となるようだ。



市場関係者の間からは「政府支援が保証されているわけではなく、債務不履行を回避できないケースも想定される」との声が聞かれている。中国恒大集団の債務問題については、中国当局の対応次第となりそうだが、予断を許さない状況が続くとみられる。