22日のドル・円は、東京市場では109円12銭から109円60銭まで反発。欧米市場では、109円44銭から109円90銭まで上昇し、109円81銭で取引終了。本日23日のドル・円は主に109円台後半で推移か。米量的緩和策の年内縮小を想定して、リスク回避的な円買いは縮小する可能性がある。



21-22日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で「量的緩和の縮小に着手することが近く正当化される公算が大きい」との見解が提示された。市場参加者の間では、11月中に量的緩和の縮小(テーパリング)が開始されるとの見方が出ている。FOMCの経済予測では、2021年の国内総生産(GDP)見通しが6月時点の7.0%から5.9%に下方修正されたが、コアPCEは3.0%から3.7%に修正されている。インフレ見通しは上方修正されていることから、量的緩和策を段階的に縮小することは許容されるだろう。



ただ、インフレが再加速する兆候は確認されていないことから、量的緩和策の縮小ペースは緩やかなものになるとの見方は少なくない。中国経済の先行きは不透明であることも量的緩和策の縮小ペースに影響を与える可能性がある。