27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:経済活動の正常化を見込んだ押し目買い意欲は強い

■ホトニクス、21/9上方修正 営業利益335億円←280億円

■前場の注目材料:SBI、新生銀へのTOB期間延長、4項目の条件付きで





■経済活動の正常化を見込んだ押し目買い意欲は強い



27日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。24日の米国市場はNYダウが33ドル高だった。中国恒大のドル建て社債利払いの行方に警戒感が燻り、売り優勢の展開。ただし、中国恒大の金融危機の世界金融市場への大きな波及は避けられるとの見方が根強く、下値も限定的となった。また、8月新築住宅販売件数が予想を上回ったため投資家の回復期待も強まり、景気循環株の買いも目立ち、ダウは上昇に転じた。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り優勢の展開になりそうだ。ただし、NYダウは足元で大幅なリバウンドにより直近の急落部分を回復していたほか、日経平均についても週末の大幅上昇で中国恒大の金融危機を警戒して売られた部分を埋めてきていることもあり、いったんは戻り一巡感も意識されやすいところだろう。



中国恒大については最終的には中国当局による救済が意識されているものの、今後も利払い期日が続くことから、引き続き不安要因になるだろう。また、米国では債務上限問題を巡る動きも見極めたいところであり、積極的な上値追いの動きは限られそうである。一方で、国内では29日の自民党総裁選の投開票を控え、次期政権に対する政策期待により押し目買い意欲は強いだろう。そのため、下値の堅さは意識されやすいと考えられる。



物色の流れとしては全般こう着のなかではインデックスに絡んだ売買は限られ、指数インパクトの大きい値がさ株などは方向感を掴みづらくさせる。半面、政策期待が高まるなか、緊急事態宣言およびまん延防止等重点措置の解除が見込まれることから、経済活動の正常化を見込んだ物色が高まりそうである。そのため、政策テーマのほか、コロナ禍で大きく影響を受けていた企業を見直す動きなども強まりやすいだろう。





■ホトニクス、21/9上方修正 営業利益335億円←280億円



ホトニクス<6965>は2021年9月期業績予想の修正を発表。営業利益を280億円から335億円に上方修正した。新型コロナウイルス感染症の影響は残っているものの、医用バイオ機器及び産業機器を中心に売上げが順調に拡大。また、為替レートが想定より円安で推移している影響もあり、予想を上回る見込みとなった。





■前場の注目材料



・日経平均は上昇(30248.81、+609.41)

・NYダウは上昇(34798.00、+33.18)

・1ドル110円60-70銭

・VIX指数は低下(17.75、-0.88)

・米原油先物は上昇(73.98、+0.68)

・次期首相による大型経済対策への期待

・海外コロナワクチン接種の進展

・日銀は金融緩和を長期化

・株価急落時の日銀ETF買い





・SBI<8473>新生銀へのTOB期間延長、4項目の条件付きで

・三菱HCキャ<8593>米太陽光発電に出資、再生エネ拡大

・丸紅<8002>「空飛ぶクルマ」で英社と提携

・富士通<6702>CISO設置、不正アクセス対策強化

・トヨタ<7203>マツダ・トヨタなど車5社がMBD普及の新組織

・ホンダ<7267>米グーグルと協業拡充、音声支援機能を搭載

・デンソー<6902>イーソルに追加出資

・三井化学<4183>三井化学とNEC、AIで価格変動予測実証

・東芝<6502>東芝・双日など次世代二次電池開発、EVトラック向け23年度商業化

・資生堂<4911>大阪・茨木市に新拠点、工場と物流施設併設

・中外薬<4519>脊髄性筋萎縮症治療薬を投入、1日1回投与、入院不要





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・特になし