■NY株式:NYダウ71ドル高、経済活動再開への期待再燃



米国株式市場はまちまち。ダウ平均は71.37ドル高の34869.37ドル、ナスダックは77.73ポイント安の14969.97で取引を終了した。世界のパンデミックの状況改善で、経済活動再開への期待が強まり、寄り付き後上昇。8月耐久財受注速報値が予想を上回ったほか、金利の上昇や原油高を受け、景気循環株の買いが目立ち、ダウは終日堅調に推移した。一方、金利の上昇でハイテク株は売られ、ナスダック総合指数は下落。セクター別ではエネルギー、銀行が上昇した一方、不動産が下落した。



エネルギー会社のマラソン・オイル(MRO)やオクシデンタル・ぺトロリアム(OXY)は原油高に連れ収益拡大期待にそれぞれ上昇。代替肉メーカーのビヨンドミート(BYND)はウォールマート(WMT)を含め一部小売りでの鶏肉代替肉の販売拡大を受けて買われた。一方で、携帯端末のアップル(AAPL)は中国の電力不足でサプライヤーが製造停止を強いられたとの報道を嫌気し下落。オンライン小売のアマゾン(AMZN)はアナリストの目標株価引き下げを受けて下落した。また、銀行のウエルズファーゴ(WFC)は為替サービスの不正を巡り司法省と制裁金370億ドル支払いで合意したとの報道を受け売られた。



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■NY為替:米長期金利上昇でドル買い継続



27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円06銭まで上昇後、110円77銭まで弱含み、111円01銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)は近く資産購入額を縮小するとの思惑に加え、米8月耐久財受注速報値は予想を上回り、さらに、原油高や米国債入札を織り込んだ金利上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。その後、米9月ダラス連銀製造業活動指数が予想外に悪化したため、ドル買いはやや後退した。



ユーロ・ドルは1.1690ドルから1.1709ドルまで上昇し、1.1696ドルで引けた。ドイツ選挙結果で新政権が完全左派寄りに傾斜するリスクは後退したことが相場安定化につながり、ユーロの下値は限定的となった。ユーロ・円は129円65銭まで下落後、129円92銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3680ドルから1.3729ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9285フランからまで上昇後、0.9249 フランまで下落した。





■NY原油:堅調推移で75.45ドル、一時75ドル台後半まで買われる



NY原油先物11月限は堅調推移(NYMEX原油11月限終値:75.45 ↑1.47)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比+1.47ドルの75.45ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは74.16ドル-75.75ドル。アジア市場の序盤に74.16ドルまで下げたが、将来的な需要増加の思惑は残されており、まもなく反転し、75ドル台に上昇。その後は、やや上げ渋ったが、通常取引終了後の時間外取引で75.75ドルまで一段高となる場面があった。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  43.26ドル   +1.12ドル(+2.66%)

モルガン・スタンレー(MS) 105.10ドル  +2.19ドル(+2.13%)

ゴールドマン・サックス(GS)399.81ドル  +8.96ドル(+2.29%)

インテル(INTC)        54.66ドル   +0.44ドル(+0.81%)

アップル(AAPL)        145.37ドル  -1.55ドル(-1.05%)

アルファベット(GOOG)    2830.02ドル -22.64ドル(-0.79%)

フェイスブック(FB)     353.58ドル  +0.62ドル(+0.18%)

キャタピラー(CAT)      200.00ドル  +3.18ドル(+1.62%)

アルコア(AA)         51.56ドル   +3.07ドル(+6.33%)

ウォルマート(WMT)      142.25ドル  -0.92ドル(-0.64%)