4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:買い先行後はこう着の強い相場展開に

■ダイセキソリュ、2Q営業利益181.7%増 12.93億円

■前場の注目材料:SMC、小型圧縮機開発に着手、協働ロボ用、来年度量産





■買い先行後はこう着の強い相場展開に



4日の日本株市場は、買い先行後はこう着の強い相場展開になりそうだ。1日の米国市場はNYダウが482ドル高だった。9月ISM製造業景況指数や消費者信頼感指数が予想外に改善を示したことが材料視された。その後、格付け会社フィッチが債務上限問題の解決が遅れた場合格付けを圧迫すると警告したため、一時下落に転じる局面もあったが、新型コロナ感染の沈静化や新たな治療薬などへの期待に景気循環株に買いが向かい再び上昇。長期金利の低下を受けてハイテク株が下げ止まったことも手伝い、引けにかけダウは上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円高の29050円。円相場は1ドル110円90銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。日経平均は先週の下落で25日線を割り込み、75日線、26週線水準まで急落した。8月下旬からの上昇で警戒されていた過熱感は後退したこともあり、押し目狙いの買いが強まる可能性はありそうだ。ただし、先週末の大幅な下げによって少なからず需給状況は悪化していると考えられ、戻りの鈍さが意識される局面においては、短期筋の売り仕掛け的な売買が警戒されよう。また、岸田内閣発足によって改めて政策期待が高まりやすい半面、金融所得課税強化を警戒する声も聞かれていることから強弱感が対立しやすいと考えられる。



とはいえ、米国については債務上限問題から不安定な相場が見込まれており、政策期待が高まりやすい日本株が相対的に優位な状況だろう。中国の不動産市場を巡る金融不安については、国慶節で中国は休場となるため日中のリスク警戒もひとまず和らぐと考えられる。そのため、短期的な売り仕掛けの動きに対しては、その後のショートカバーを想定した押し目狙いのスタンスになりそうだ。



物色の流れとしては買い一巡後のこう着を想定し、政策テーマに絡んだ物色が見込まれる。足元では岸田氏のこれまでの発言から想定されるテーマ株への物色から、今後は岸田政権による政策をテーマとした物色に向かわせよう。そのほか、緊急事態宣言解除を狙ったトレードは一巡したものの、改めて経済活動の正常化による業績回復を想定した物色が意識されてくるだろう。





■ダイセキソリュ、2Q営業利益181.7%増 12.93億円



ダイセキソリュ<1712>が発表した第2四半期決算は、売上高が前年同期比22.8%増の90.99億円、営業利益は同181.7%増の12.93億円だった。コンセンサス(9.5億円程度)を上回る。前期に受注した複数の工事案件の完工や大規模インフラ整備工事案件などが業績に貢献。また、東名阪の工事案件の完工が進み、岐阜リサイクルセンターにおける中京エリアの大規模インフラ整備工事案件が業績をけん引した。





■前場の注目材料



・NYダウは上昇(34326.46、+482.54)

・ナスダック総合指数は上昇(14566.70、+118.12)

・シカゴ日経先物は上昇(29050、大阪比+230)

・SOX指数は上昇(3261.18、+3.09)

・VIX指数は低下(21.15、-1.99)

・米原油先物は上昇(75.88、+0.85)

・米長期金利は低下

・大型経済対策への期待

・日銀は金融緩和を長期化

・株価急落時の日銀ETF買い





・SMC<6273>小型圧縮機開発に着手、協働ロボ用、来年度量産

・トヨタ<7203>立ち乗り型EV発売、人との一体感重視

・愛知製鋼<5482>東北大と電動アクスル開発で協定

・日産自<7201>スペイン・バルセロナ工場の売却交渉開始

・川重<7012>産業設備に定額制導入、初期費用30分の

・パナソニック<6752>8事業部門に再編、持ち株制見据え権限委譲

・富士通<6702>阪大と量子コンピューティング検証、QIQBに共同研究部門

・NEC<6701>東急ホテルズで「スマートホスピタリティ」

・日本製鉄<5401>来年度から順次廃プラ処理2割増

・三菱ケミHD<4188>ドイツに世界最大規模のポリエステルフィルム工場





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・08:50 9月マネタリーベース(8月:前年比+14.9%)



<海外>

・特になし