6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:日経平均は52週線まで下落し、仕切り直しのタイミングとなるか注目

■イオンモール、2Q営業利益67.4%増 196億円

■前場の注目材料:三洋化成、タイ増強、界面活性剤、生産2倍





■日経平均は52週線まで下落し、仕切り直しのタイミングとなるか注目



6日の日本株市場は、買い先行で始まり、その後はこう着の強い相場展開になりそうだ。5日の米国市場はNYダウが311ドル高だった。良好な9月ISM非製造業景況指数の結果を受け、景気回復期待が再燃。バイデン大統領の経済政策課題の多くを盛り込む税制・支出法案を巡り反対姿勢を示していた民主党穏健派のマンチン上院議員が規模で妥協する姿勢を示すと、上昇幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比435円高の28175円。円相場は1ドル111円50銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップアップで始まろう。引き続き米債務上限問題のほか、中国恒大を巡る金融不安が重荷となる可能性はあるものの、日経平均は52週線まで下落しており、いったんは売り一巡感も意識されよう。日経平均は8月の年初来安値をつけた下落局面において、52週線水準が支持線として機能したこともあり、今回も同水準からのリバウンドが期待されよう。直近の下落で政策期待から買われていた上昇部分は帳消しとなっており、仕切り直しのタイミングとなるかが注目されそうだ。



もっとも、戻りの鈍さが意識される局面においては、短期筋のショートに振らされやすい需給状況でもある。積極的には上値を追いづらいなか、押し目狙いのスタンスといったところである。また、日中については引き続き中国恒大に関連した報道などによっては仕掛け的な動きも警戒されやすいところであろう。一方で、政策期待から上昇した部分を帳消しにしており、概ねポジション整理やヘッジ対応は一巡していると考えられる。そのため、現在のポジションはロングには傾いていない状況でもあることから、改めて政策期待からの買いも期待されるところ。



物色としては米国では半導体株主導の上昇を見せていることから、足元で大きく調整しているハイテク株にはリバウンド狙いの動きに期待。また、同様に海運株の調整も強まっているが、郵船<9101>、商船三井<9104>などは75日線水準まで下げてきたことにより、テクニカルリバウンドを見せてくるかが注目されよう。そのほか、政策テーマに絡んだ材料株での短期的な値幅取り狙い動きが見込まれる。





■イオンモール、2Q営業利益67.4%増 196億円



イオンモール<8905>は第2四半期決算を発表。営業利益は前年同期比67.4%増の196.84億円だった。コンセンサス(224億円程度)を若干下回る。





■前場の注目材料



・NYダウは上昇(34314.67、+311.75)

・ナスダック総合指数は上昇(14433.83、+178.35)

・シカゴ日経先物は上昇(28175、大阪比+435)

・1ドル111円40-50銭

・SOX指数は上昇(3227.25、+47.20)

・VIX指数は低下(21.30、-1.66)

・米原油先物は上昇(78.93、+1.31)

・大型経済対策への期待

・日銀は金融緩和を長期化

・株価急落時の日銀ETF買い





・三洋化成<4471>タイ増強、界面活性剤、生産2倍

・NTTデータ<9613>欧州再編、4000億円規模、来年7月完了

・東芝<6502>英BTと複数拠点で量子暗号通信網、年内に構築

・三菱商事<8058>コロケーションサービスを拡大

・双日<2768>苗木生産で新会社、バイオマス発電で活用

・豊田通商<8015>港湾脱炭素化、英国で水素活用プロジェクト開始

・出光興産<5019>アンモニア物流網、JERA・ヤラと構築

・トヨタ<7203>「ウーブン・シティ」24年に完成、来年建屋着工

・SUBARU<7270>新型車、再生プラ25%超、30年利用目標

・IHI<7013>アンモニア受入基地開発、LNG用と同規模タンク

・航空電子<6807>アンテナ2製品投入、Wi—Fi6E・欧州IoT対応

・旭化成<3407>ヘルスケア売上高6000億円、25年度目標

・三井化学<4183>イスに座るだけで感情可視化、三井化などアプリ





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・10:00 NZ準備銀行が政策金利発表(0.25ポイント引き上げ予想)