7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円32銭から111円65銭まで上昇し、111円63銭で引けた。新規失業保険申請件数は予想以上に減少したほか、連邦債務上限問題で与野党が12月初旬までの暫定的な引き上げで合意し、米国の債務不履行懸念は後退。長期金利の上昇に伴うドル買いや、リスク選好の円売りに拍車がかかった。



ユーロ・ドルは1.1548ドルまで下落後、1.1569ドルまで反発し、1.1554ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)専務理事兼首席エコノミストのフィリップ・レーン氏が「インフレ高進は一過性で、危険域からは程遠い」とハト派姿勢を示したため、戻りからはユーロ売り意欲強く上昇も限定的となった。ユーロ・円は128円72銭から129円03銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3585ドルまで下落後、1.3638ドルまで上昇。英中央銀行チーフエコノミストが「高インフレは長期化」との見方を示したため、年内利上げ観測を受けたポンド買いに拍車がかかった。ドル・スイスは0.9260フランから0.9292フランまで上昇した。