米労働省が発表した9月雇用統計で失業率は4.8%と、8月5.2%から予想以上に低下し、パンデミックにより経済が封鎖された昨年3月来で最低となった。非農業部門雇用者数は前月比+19.4万人。伸びは8月+36.6万人から予想外に縮小し年初来で最小の伸びにとどまった。8月分は+36.6万人と、+23.5万人から上方修正され、7月、8月分過去2カ月で16.9万人上方修正された。



雇用の伸びが低水準にとどまったのは教育部門の季節的調整が影響した模様。調整なしでは100万人近くの増加。平均時給は前月比+0.6%と、伸びは予想を上回った。前年比では+4.6%。伸びは8月+4.0%拡大した。



米国債相場は上昇。10年債利回りは1.59%から1.56%まで低下。ドル売りが強まり、ドル・円は111円86銭から111円51銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.1560ドルから1.1586ドルまで上昇した。



【経済指標】

・米・9月非農業部門雇用者数:+19.4万人(予想:+50.0万人、8月:+36.6万人←+23.5万人)

・米・9月失業率:4.8%(予想:5.1%、8月:5.2%)

・米・9月平均時給:前年比+4.6%(予想:+4.6%、8月:+4.0%←+4.3%)