■NY株式:NYダウ152ドル高、良好な企業決算を受けた買い続く



ダウ平均は152.03ドル高の35609.34ドル、ナスダックは7.41ポイント安の15121.68で取引を終了した。企業の好決算を好感した買いが続き、寄り付き後、上昇。ダウ平均株価は終日堅調に推移し、取引時間中の史上最高値を更新した。一方、ハイテク株は金利上昇を警戒し小幅下落。セクター別では電気通信サービスやヘルスケア機器・サービスが上昇した一方で、消費者サービスが下落した。



ヘルスケアのアボットラボ(ABT)は第3四半期決算で、新型コロナウイルス抗原迅速診断キットの需要回復が売上を押し上げ、上昇。ソーシャル・ネットワーキング・サイト運営のピンタレスト(PINS)はオンライン決済サービスのペイパル(PYPL)が同社買収を検討しているとの報道で大きく買われた。ペイパル(PYPL)は下落。バイオのノババックス(NVAX)は新型コロナワクチン開発において、当局の基準達成が難航していると報じられ大きく売られた。医薬品メーカーのバイオジェン(BIIB)は目標株価引き下げで下落。また、動画配信のネットフリックス(NFLX)は第4四半期の有料会員の大幅増加見通しがすでに株価に織り込み済みとの見方にアナリストが投資判断を引き下げたため下落した。



電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は取引終了後に決算を発表。内容が予想を上回り時間外取引で上昇している。一方、同じく引け後に発表されたITサービスのIBM(IBM)の決算は予想を下回り、失望感に同社株は下落。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:原油高で商品通貨は強含み、円売りは継続



20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円40銭から114円08銭まで下落し、114円35銭で引けた。原油高に伴う商品通貨の上昇や欧州通貨の上昇に対しドルが売られた。円売りも継続。その後、20年国債入札の低調な結果や、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、ほとんどの地区が著しい価格の上昇を報告、さらに、物価の上昇見通しが依然高いと報告されたため、金利上昇に伴うドル買いが観測された。



ユーロ・ドルは1.1622ドルから1.1659ドルまで上昇し、1.1650ドルで引けた。ドイツの9月生産者物価指数が過去最大の伸びを記録したため、インフレ懸念を受けたユーロ買いが強まった。ユーロ・円は132円74銭まで下落後、133円22銭まで反発。ポンド・ドルは1.3743ドルまで下落後、1.3835ドルまで反発。英国のインフレ率低下で、ポンド売りが優勢となったのち安値から根強い利上げ観測を受けたポンド買いが強まった。ドル・スイスは0.9243フランから0.9186フランまで下落した。





■NY原油:強含みで83.42ドル、83ドル台に上昇



NY原油先物12月限は強含み(NYMEX原油12月限終値:83.42 ↑0.98)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+0.98ドルの83.42ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは80.78ドル-83.48ドル。ニューヨーク市場の序盤で80.78ドルまで反落したが、まもなく反転。通常取引終了後の時間外取引で83.48ドルまで買われており、株高などを意識して上げ幅は拡大した。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  47.09ドル   +0.61ドル(+1.31%)

モルガン・スタンレー(MS) 100.66ドル  -1.09ドル(-1.07%)

ゴールドマン・サックス(GS)407.89ドル  -4.27ドル(-1.04%)

インテル(INTC)        55.37ドル   +0.16ドル(+0.29%)

アップル(AAPL)        149.26ドル  +0.50ドル(+0.34%)

アルファベット(GOOG)    2848.30ドル -28.14ドル(-0.98%)

フェイスブック(FB)     340.78ドル  +0.79ドル(+0.23%)

キャタピラー(CAT)      204.19ドル  +3.05ドル(+1.52%)

アルコア(AA)         52.51ドル   -1.17ドル(-2.18%)

ウォルマート(WMT)      146.00ドル  +1.31ドル(+0.91%)