21日のドル・円は、東京市場では114円41銭から113円91銭まで反落。欧米市場では、114円21銭から113円65銭まで下落し、114円01銭で取引終了。本日22日のドル・円は114円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の反転を意識して、リスク回避的な円買いは抑制される可能性がある。



21日の米国株式市場では、S&P総合500種が続伸し、過去最高値を付けた。ダウ工業株30種平均は一時166ドル下げたが、取引終了時点にかけて下げ幅は縮小。一方、米国債券市場では10年債利回りが1.70%近辺まで上昇した。米労働省がこの日発表した10月16日までの1週間の新規失業保険申請件数は29万件と市場予想を下回ったことが要因。労働者の供給が少ないため、雇用の伸びは引き続き抑制されているようだが、10月の非農業部門雇用者数は9月実績(前月比+19.4万人)を大幅に上回る可能性がある。



本日発表される10月の米マークイット製造業PMIと同サービス業PMIは、9月実績並みの水準になると予想されているが、いずれも9月実績を上回った場合、米国の早期利上げ観測はさらに広がる可能性がある。