3日のニューヨーク外為市場でドル・円は113円71銭から114円22銭まで上昇し引けた。

米10月ADP雇用統計が予想を上回る伸びとなったほか、10月ISM非製造業景況指数が予想以上に上昇し過去最高を記録すると長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利を据え置き、資産購入策の縮小開始を発表。ただ、今は利上げの時期ではないとしたため早期の利上げ観測が後退、最近の高インフレも一過性の要因によるものと再表明し、来年の第2、3四半期にインフレは弱まるとの見方を示すなど、警戒されたほどタカ派に傾斜しなかっため上値は限定的となった。


  


ユーロ・ドルは1.1562ドルまで下落後、1.1616ドルまで上昇し引けた。

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が「利上げ条件、来年達成する公算は小さい」としたほか、ビルロワ・ドガロー仏中銀総裁も、「来年利上げする理由ない」と慎重な姿勢を維持したためユーロ売りが優勢となった。


  


ユーロ・円は131円75銭まで下落後、132円34銭まで上昇。

 

ポンド・ドルは1.3633ドルから1.3692ドルまで上昇した。



ドル・スイスは0.9141フランまで上昇後、0.9105フランまで下落した。






[経済指標]

・米・10月ADP雇用統計:+57.1万人(予想:+40.0万人、9月:+52.3万人←+56.8万人)
・米・10月サービス業PMI改定値:58.7(予想:58.2、速報値:58.2)
・米・10月総合PMI改定値:57.6(速報値:57.3)
・米・10月ISM非製造業景況指数:66.7(予想:62.0、9月:61.9)
・米・9月製造業受注:前月比+0.2%(予想:+0.1%、8月:+1.0%←+1.2%)
・米・9月耐久財受注改定値:前月比‐0.3%(予想:-0.4%、速報値:-0.4%)
・米・9月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.5%(予想:+0.4%、速報
値:+0.4%)
・米・9月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+1.4%(速報値
:+1.4%)
【金融政策】
・米連邦公開市場委員会(FOMC)
・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.00-0.25%に据え置き決