■NY株式:NYダウ33ドル安、利益確定売りにおされる



米国株式市場はまちまち。ダウ平均は33.35ドル安の36124.23ドル、ナスダックは128.73ポイント高の15940.31で取引を終了した。7-9月期の非農業部門労働生産性速報値が40年来の低水準に落ち込み景気回復への警戒感に、寄り付き後、下落した。史上最高値付近からは利益確定の売り意欲も強く、ダウは終日軟調に推移。金利の低下でハイテク株は高く、ナスダック総合指数は上昇し連日で史上最高値を更新し引けた。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方で、銀行が下落。



検索会社のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)は傘下のグーグルがシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループと同社の全業務をクラウドに移行する計画を支援することなどで10年契約を結んだと発表し、大幅上昇した。また、半導体メーカー、エヌビディア(NVDA)はアナリストの投資判断引き上げを受けて、上昇。フィットネスクラブ経営のプラネットフィットネス(PLNT)は決算で、メンバーシップ売り上げ増が奏功し調整後一株利益が予想を上回ったほか、通年の見通し引き上げが好感され、上昇した。一方で、映画館を運営するAMC(AMC)はアナリストの投資判断引き下げで下落。また、バイオのモデルナ(MRNA)は四半期決算で内容が予想を下回ったほか、2021年の売上高予想を下方修正したことが嫌気され下落した。



オンライン旅行会社のエクスペディア(EXPE)は、取引終了後に決算を発表。内容が予想を上回り時間外取引で買われている。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:英中央銀行の政策金利据え置きでポンド売り強まる



4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円03銭まで強含んだのち113円51銭まで下落し、113円76銭で引けた。週次新規失業保険申請件数が予想以上に減少したことを好感してドル買いが強まったのち、7-9月期の非農業部門労働生産性速報値が40年来の低水準となったほか、貿易赤字の拡大で第3四半期国内総生産(GDP)成長がさらに下方修正されるとの懸念が広がり、長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。



ユーロ・ドルは1.1573ドルまで上昇後、1.1528ドルまで下落し、1.1555ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)が当面ハト派姿勢を維持するとの見方にユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は131円79銭から131円02銭まで下落。ポンド・ドルは1.3636ドルから1.3471ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9119フランまで下落後、0.9145フランまで上昇した。



■NY原油:大幅続落で78.81ドル、原油高抑制の思惑強まる



NY原油先物12月限は、大幅続落(NYMEX原油12月限終値:78.81 ↓2.05)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比-2.05ドルの78.81ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは78.25ドル-83.42ドル。アジア市場で79.74ドルまで下げた後、押し目買いが入ったことによって、ニューヨーク市場の序盤にかけて83.4ドルまで戻す場面があった。しかしながら、主要産油国は増産の意向がないため、米国は原油高を抑制するために、石油の戦略備蓄を放出するとの見方が浮上。通常取引終了後の時間外取引で78.72ドルまで一段安となる場面があった。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  47.33ドル   -1.04ドル(-2.15%)

モルガン・スタンレー(MS) 99.79ドル   -2.82ドル(-2.75%)

ゴールドマン・サックス(GS)408.07ドル  -9.83ドル(-2.35%)

インテル(INTC)        50.31ドル   +0.27ドル(+0.53%)

アップル(AAPL)        150.96ドル  -0.53ドル(-0.35%)

アルファベット(GOOG)    2973.66ドル +37.86ドル(+1.29%)

フェイスブック(FB)     335.85ドル  +4.23ドル(+1.28%)

キャタピラー(CAT)      203.59ドル  +0.04ドル(+0.02%)

アルコア(AA)         46.37ドル   -1.06ドル(-2.23%)

ウォルマート(WMT)      151.28ドル  +1.10ドル(+0.73%)