米労働市場が発表した10月雇用統計で失業率は4.6%と、9月4.8%から予想以上に低下し昨年3月のパンデミックによる経済封鎖以降で最低となった。非農業部門雇用者数は前月比+53.1万人と、伸びは9月+31.2万人から予想以上に拡大。7月来で最大となった。また、9月分は+31.2万人、8月分は+48.3万人へ、それぞれ+19.4万人、+36.6万人から上方修正された。8月、9月分2カ月分で23.5万人の上方修正。



10月平均時給は前年比+4.9%と、伸びは予想通り9月+4.6%からさらに拡大し、2月来で最大となった。不完全雇用率(U6)は8.3%と、9月8.5%から低下し昨年2月来で最低。一方、労働参加率は61.6%と上昇予想に反し9月来の水準を維持。労働参加率は依然冴えない。



ポジティブサプライズを受けて米国債相場は反落。10年債利回りは1.515%まで上昇した。ドル買いが優勢となり、ドル・円は113円72銭から114円03銭まで上昇し日中高値を更新。ユーロ・ドルは1.1540ドルから1.1516ドルまで下落し昨年7月来の安値を更新した。

【経済指標】

・米・10月失業率:4.6%(予想:4.7%、9月:4.8%)

・米・10月非農業部門雇用者数:前月比+53.1万人(予想:+45.0万人、9月:+31.2万人←+19.4万人)

・米・10月民間部門雇用者数:+60.4万人(予想+42万人、9月+36.5万人←+31.7万人)

・米・10月平均時給:前年比+4.9%(予想:+4.9%、9月:+4.6%)