8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:ソフトバンクGの決算を見極め

■ホンダ、下方修正 営業利益6600億円←7800億円

■前場の注目材料:日産自、入札やめ優先調達、部品メーカーと長期協業





■ソフトバンクGの決算を見極め



8日の日本株市場は、買い一巡後はこう着の強い相場展開になりそうだ。5日の米国市場はNYダウが203ドル高だった。10月雇用統計が予想を上回る強い結果を好感し買い優勢の展開となった。また、ファイザーが開発中の新型コロナウイルス感染症治療の飲み薬が重症化リスクを大きく軽減することを明らかにし、専門家が来年の1月までにパンデミックが終了する可能性に言及すると、回復期待感が一段と強まり買いの動きが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の29705円。円相場は1ドル113円40銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行の展開となろう。米雇用統計の結果を受けた米国市場の強い値動きのほか、長期金利は前日の1.5%台から1.4%台に低下しており、大型テック株なども買われていることも安心感に繋がりそうだ。買い一巡後はこう着感の強い相場展開となろうが、押し目買い意欲の強さは意識されよう。



また、今週は決算ピークとなり、週を通じて1700社近い企業の決算発表が予定されている。そのため、基本的には機関投資家は動きづらく、個別の決算を手掛かりとした日替わり物色が中心になりやすい。本日はソフトバンクG<9984>の決算が予定されており、指数インパクトが大きいこともあり、決算を前にしたポジション調整の動きなども指数に影響を与える可能性がありそうだ。



そのほか、米テスラのイーロン・マスクCEOは、自身が保有する同社株の10%を売却する案を示し、ツイッター上の投票で賛否を問い、過半数が支持したと報じられている。テスラ株のピークが意識されてくるようだと、新興市場の中小型株へのセンチメントに影響を与える可能性も意識しておく必要はありそうだ。





■ホンダ、下方修正 営業利益6600億円←7800億円



ホンダ<7267>は2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高は15兆4500億円から14兆6000億円、営業利益を7800億円から6600億円に下方修正した。グループ販売台数の見通しは8月には世界で485万台としていたが420万台に引き下げた。また、半導体不足は足元で回復しつつあり11月の生産台数は国内で当初計画比1割減まで戻ってきたものの、通期では大幅な減産を余儀なくされる。





■前場の注目材料



・NYダウは上昇(36327.95、+203.72)

・ナスダック総合指数は上昇(15971.59、+31.28)

・シカゴ日経先物は上昇(29705、大阪比+85)

・SOX指数は上昇(3756.55、+40.79)

・米原油先物は上昇(81.27、+2.46)

・米長期金利は低下

・大型経済対策への期待

・日銀は金融緩和を長期化

・株価急落時の日銀ETF買い





・日産自<7201>入札やめ優先調達、部品メーカーと長期協業

・コーナン商<7516>PB商品拡大、25年度1800億円目指す

・昭和電工<4004>黒鉛電極の価格安定化提案、原料費に連動

・リンナイ<5947>温室ガスゼロ推進で500億円投資、水素燃焼機器など研究

・関西電<9503>韓国ポスコエナジーとLNG相互融通を検討

・トピー工業<7231>車用スチールホイールの国内拠点集約

・NTT<9432>神明HDと協業、農産物流通でDX推進

・任天堂<7974>手元資金を有効活用、顧客と関係拡大に3000億円

・東洋紡<3101>ニプロとCTAダイアライザ工場新設、秋田で一貫生産





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・特になし