10日の米国市場ではNYダウが240.04ドル安の36079.94、ナスダック総合指数が263.84pt安の15622.71と大幅に下落し、シカゴ日経225先物は大阪日中比30円安の29080円。11日早朝の為替は1ドル=113.90-00円(10日午後3時は112.88円)。前日の米国市場では、10月消費者物価指数(CPI)が予想を大幅に上回り、30年ぶりの伸びを記録。インフレ加速・早期利上げ懸念が高まるなか、金利の急上昇を背景にハイテク株中心に売られた。この流れから、東京市場でもエムスリー<2413>、太陽誘電<6976>、TDK<6762>などハイテク株を中心に売られよう。また、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3%近くも下落しており、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、スクリン<7735>などは特に下げがきつくなる可能性がある。一方、米10年国債利回りの大幅上昇や円安・ドル高を受けて、三菱UFJ<8306>、T&DHD<8795>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などは相対的に堅調な動きとなろう。昨日大引け後に業績関連のリリースを発表した三越伊勢丹<3099>、日本新薬<4516>、資生堂<4911>、シスメックス<6869>、マツダ<7261>、コロワイド<7616>、凸版印<7911>、三菱地所<8802>、近鉄エクスプレス<9375>、セコム<9735>などのほか、大規模な自社株消却を発表したNTT<9432>や自社株買いを発表したコムシスHD<1721>などにも注目。