11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円81銭まで下落後、114円11銭まで上昇し、114円08銭で引けた。米国債市場が休場の中、クロス円絡みのドル売りによって下落したのち、根強い米国の早期利上げ観測を受けたドル買いが下値を支えた。



ユーロ・ドルは1.1477ドルから1.1443ドルまで下落し、1.1449ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は経済報告を公表し、インフレが当初の想定以上に長引いているとしたが、来年には弱まるとの見通しを示したほか、欧州委経済見通しでも、ユーロ圏インフレが23年に減速し、ECB目標を下回るとの予想を示すなど当局のハト派姿勢を受けて、ユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は130円44銭まで下落後、130円79銭まで反発した。ポンド・ドルは1.3417ドルから1.3359ドルまで下落。英国の7-9月期国内総生産(GDP)速報値は4-6月期から減速したほか、9月鉱工業生産は減少したことから、年内利上げ観測は後退し、ポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.9225フランから0.9200フランまで反落した。