16日のニューヨーク外為市場でドル・円は114円24銭から114円84銭まで上昇し引けた。

米10月小売売上高を始めとした経済指標が軒並み予想を上回ったため米国債相場が下落。ブラード・セントルイス連銀総裁はコアCPIが高く、連邦準備制度理事会(FRB)が資産購入縮小ペースを加速すべきとの見通しを示したこともさらなる金利の上昇に繋がりドル買いに拍車がかかった。


  


ユーロ・ドルは1.1375ドルから1.1309ドルまで下落して引けた。

欧州での新型コロナ再流行に加えて欧州中央銀行(ECB)が慎重姿勢を維持しているため、欧米金利差拡大観測に伴いユーロ売りが継続。


  


ユーロ・円は130円12銭まで上昇後、129円74銭まで下落。

 

ポンド・ドルは1.3463ドルまで上昇後、1.3414ドルまで下落した。

インフレ高進や良好な雇用関連指標を受けて、英中銀は早くて12月にも利上げに踏み切るとの見通しにポンド買いが強まったのち、良好な米国の経済指標を受けたドル買いに押された。




ドル・スイスは0.9260フランから0.9312フランまで上昇した。







[経済指標]
・米・10月小売売上高:前月比+1.7%(予想:+1.4%、9月:+0.8%←+0.7%)
・米・10月小売売上高(自動車除く):前月比+1.7%(予想:+1.0%、9月:+0.7%←+0.8%)
・米・10月輸入物価指数:前月比+1.2%(予想:+1.0%、9月:+0.4%)
・米・10月鉱工業生産:前月比+1.6%(予想:+0.9%、9月:-1.3%)
・米・10月設備稼働率:76.4%(予想:75.9%、9月:75.2%)
・米・11月NAHB住宅市場指数:83(予想:80、10月:80)
・米・9月企業在庫:前月比+0.7%(予想:+0.6%、8月:+0.8%←+0.6%)
・米・9月対米証券投資収支・長期有価証券(株式スワップ等除く):+263億ドル(8月
:+793億ドル)
・米・9月対米証券投資全体:-268億ドル(8月:+911億ドル←+910億ドル)