16日のニューヨーク外為市場でドル・円は114円24銭から114円85銭まで上昇し、114円82銭で引けた。米10月小売売上高を始めとした経済指標が軒並み予想を上回ったため米国債相場が下落。ブラード・セントルイス連銀総裁はコアCPIが高く、連邦準備制度理事会(FRB)が資産購入縮小ペースを加速しタカ派に傾斜すべきと言及しさらなる金利の上昇に繋がりドル買いに拍車がかかった。



ユーロ・ドルは1.1375ドルから1.1309ドルまで下落し、1.1319ドルで引けた。欧州での新型コロナウイルス再流行に加えて欧州中央銀行(ECB)が慎重姿勢を維持しているため、欧米金利差拡大観測に伴いユーロ売りが継続。ユーロ・円は130円12銭まで上昇後、129円74銭まで下落。ポンド・ドルは1.3463ドルまで上昇後、1.3415ドルまで下落した。インフレ高進や良好な雇用関連指標を受けて、英中銀は早くて12月にも利上げに踏み切るとの見通しにポンド買いが強まったのち、良好な米国の経済指標を受けたドル買いに押された。ドル・スイスは0.9258フランから0.9312フランまで上昇した。