■NY株式:NYダウ54ドル高、好調な小売りを好感



米国株式市場は反発。ダウ平均は54.77ドル高の36142.22ドル、ナスダックは120.01ポイント高の15973.86で取引を終了した。良好な小売り企業の決算を好感し、寄り付き後、上昇。また、11月小売売上高や住宅市場指数、10月製造業指数などが予想を上回ったため経済の強い回復期待も手伝い終日堅調に推移した。セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方、不動産が下落した。



配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)は同社CEOによる20万株購入が明らかになり上昇。ホームセンターを運営するホーム・デポ(HD)は決算内容が予想を上回り大幅上昇した。一方、ディスカウント小売りのウォルマート(WMT)は第3四半期決算で収益が予想を上回ったほか、燃料を除いた既存店売上が前年比9.2%増となり、さらに通年の見通しも引き上げたが、同時に世界的な輸送混乱への圧力に懸念を表明したため下落。暗号通貨取引プラットフォームを運営するロビンフッド(HOOD)はアナリストの投資判断引き下げで売られた。



製薬会社のファイザー(PFE)は同社製新型コロナ飲み薬を巡る緊急使用許可(EUA)を食品医薬品局(FDA)に申請。政府は1000万回分の薬購入する計画だと報じられた。同社株は小幅安で引けた。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:ドル・円は一時114円85銭、米小売売上高増加でドル買い強まる



16日のニューヨーク外為市場でドル・円は114円24銭から114円85銭まで上昇し、114円82銭で引けた。米10月小売売上高を始めとした経済指標が軒並み予想を上回ったため米国債相場が下落。ブラード・セントルイス連銀総裁はコアCPIが高く、連邦準備制度理事会(FRB)が資産購入縮小ペースを加速しタカ派に傾斜すべきと言及しさらなる金利の上昇に繋がりドル買いに拍車がかかった。



ユーロ・ドルは1.1375ドルから1.1309ドルまで下落し、1.1319ドルで引けた。欧州での新型コロナウイルス再流行に加えて欧州中央銀行(ECB)が慎重姿勢を維持しているため、欧米金利差拡大観測に伴いユーロ売りが継続。ユーロ・円は130円12銭まで上昇後、129円74銭まで下落。ポンド・ドルは1.3463ドルまで上昇後、1.3415ドルまで下落した。インフレ高進や良好な雇用関連指標を受けて、英中銀は早くて12月にも利上げに踏み切るとの見通しにポンド買いが強まったのち、良好な米国の経済指標を受けたドル買いに押された。ドル・スイスは0.9258フランから0.9312フランまで上昇した。





■NY原油:弱含みで80.76ドル、ドル高を意識した売りが入る



NY原油先物12月限は、弱含み(NYMEX原油12月限終値:80.76 ↓0.12)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比-0.12ドルの80.76ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは80.03ドル-81.81ドル。アジア市場の序盤で81.81ドルまで買われた後、ドル高を意識した売りが優勢となり、ニューヨーク市場の中盤にかけて80.03ドルまで下落する場面があった。需給ひっ迫を想定した押し目買いも入っており、81.40ドルまで戻したが、通常取引終了後の時間外取引で80.65ドルまで下げている。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  47.08ドル   +0.03ドル(+0.06%)

モルガン・スタンレー(MS) 100.69ドル  +0.48ドル(+0.48%)

ゴールドマン・サックス(GS)403.09ドル  -1.72ドル(-0.42%)

インテル(INTC)        50.61ドル   +0.29ドル(+0.58%)

アップル(AAPL)        151.00ドル  +1.00ドル(+0.67%)

アルファベット(GOOG)    2981.52ドル -6.24ドル(-0.21%)

フェイスブック(FB)     342.96ドル  -4.60ドル(-1.32%)

キャタピラー(CAT)      205.43ドル  -2.28ドル(-1.10%)

アルコア(AA)         48.20ドル   -2.43ドル(-4.80%)

ウォルマート(WMT)      143.17ドル  -3.74ドル(-2.55%)