29日のニューヨーク外為市場でドル・円は113円96銭まで買われた後、113円56銭まで下落し、113円57銭で引けた。10月中古住宅販売成約指数が予想を上回る伸びを示したほか、バイデン米大統領が「現在のところ米国の経済、都市封鎖を実施する必要はない」と述べたため、景気回復が鈍化するとの懸念は後退し、ドルの買戻しが一時優勢となった。



ユーロ・ドルは1.1294ドルから1.1258ドルまで下落し、引けた。欧州ではオミクロン株感染が確認され、また、数カ国がすでにロックダウン入りしており回復鈍化懸念がユーロ売りに繋がった。また、デコス・スペイン中銀総裁が「インフレ高進は一過性の要因による」と表明し、欧州中央銀行(ECB)が依然ハト派姿勢を示しており、欧米金利差拡大観測に伴うユーロ売りは継続。ユーロ・円は128円38銭まで上昇後、127円94銭まで反落。ポンド・ドルは1.3335ドルから1.3288ドルまで下落した。英国でもオミクロン株感染が確認され、景気回復が損なわれるとの懸念でポンド売りが継続した。ドル・スイスは0.9264フランから0.9229フランまで下落した。