11月30日のドル・円は、東京市場では113円89銭まで買われた後、112円96銭まで反落。欧米市場では、112円53銭まで下げた後、113円70銭まで反発したが、113円12銭で取引終了。本日12月1日のドル・円は主に113円台で推移か。欧米株安を意識して、リスク選好的な円売りは抑制される可能性がある。



米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は11月30日、「次回の連邦公開市場委員会(FOMC)で、資産購入を数カ月早期に終了することの是非を議論するのは適切だと考えている」と発言した。パウエル議長は「インフレは一過性という言葉を使うのはやめるときがきた」と述べている。市場参加者の間では「FRBが量的緩和の縮小ペースを速めても、利上げ時期が早まるわけではない」との声が聞かれているが、2022年における米利上げ確率は再び上昇した。



一部の市場関係者は「12月3日に発表される11月米雇用統計が市場予想とおおむね一致した場合、2022年の米利上げ確率はさらに上昇する可能性がある」と指摘しており、この場合はリスク選好的なドル買いが強まる可能性がありそうだ。