20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円33銭まで下落後、113円73銭まで反発し、113円64銭で引けた。国内での新型コロナの感染急拡大で景気回復が抑制されるとの懸念や、バイデン政権が推進している大型歳出策がすみやかに成立する可能性が後退、成長見通しが引き下げられたため、リスク回避の円買いが優勢となった。ただ、引けにかけて、長期債利回りが上昇に転じるとドルは下げ止まった。



ユーロ・ドルは1.1269ドルから1.1304ドルまで上昇し、1.1277ドルで引けた。独連銀月報で同国経済が今四半期にマイナス成長となる可能性を警告したほか、新型コロナのオミクロン変異株の感染急拡大を受けて規制強化が発表されており、ドイツのショルツ新首相も一段の規制強化を警告するなど景気回復低迷を織り込むユーロ売りに伸び悩んだ。ユーロ・円は127円93銭から128円31銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3245ドまで上昇後、1.3201ドルまで反落。英国のオミクロン変異株感染者数急増で同国の景気回復への懸念を受けたポンド売りに押された。ドル・スイスは0.9236フランから0.9193フランまで下落した。