22日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米国の経済指標が堅調なら、早期利上げ期待のドル買いが先行する見通し。ただ、ドルは114円台で利益確定売りが観測され、一段の上昇を抑制する可能性があろう。



前日の取引で株高を背景にリスク選好的な円売りが優勢となったほか、原油高を受け資源国通貨が買われクロス円の上昇を主導。ユーロ・ドルは1.1260ドル付近に弱含み、ドル・円は114円20銭台に浮上した。本日アジア市場で日経平均株価がやや不安定な値動きとなったが、原油相場は堅調地合いとなり、クロス円は引き続き上昇基調を維持する。ドル・円はそれに追随し114円台で推移したものの、やや上値の重さが目立った。



この後の海外市場では、米国の国内総生産(GDP)確定値や消費者信頼感などが注目される。GDPは前月比年率+2.1%と改定値から横ばい、消費者信頼感指数は111.0と前月を上回る見通し。連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ前倒しへの期待が広がるなか、経済指標がほぼ想定通りなら金利高・ドル高に振れやすい展開となりそうだ。ただ、ドル・円は前週のFOMC直後の114円20銭台が上値メドとみられ、利益確定売りが観測される。



【今日の欧米市場の予定】

・22:30 米・7-9月期GDP確定値(前月比年率予想:+2.1%、改定値:+2.1%)

・22:30 米・11月シカゴ連銀全米活動指数(予想:0.40、10月:0.76)

・24:00 米・11月中古住宅販売件数(予想:653万戸、10月:634万戸)

・24:00 米・12月消費者信頼感指数(予想:111.0、11月:109.5)