■NY株式:NYダウ261ドル高、良好な経済指標を好感



米国株式市場は続伸。ダウ平均は261.19ドル高の35753.89ドル、ナスダックは180.80ポイント高の15521.89で取引を終了した。オミクロン変異株感染が拡大する中、7-9月期国内総生産(GDP)確定値が予想外に上方修正されたほか、12月の消費者信頼感指数も予想以上に上昇したため回復持続期待に寄り付き後、上昇。食品医薬品局(FDA)が製薬会社ファイザー(PFE)の新型コロナ経口薬の緊急使用を承認したため、オミクロン変異株への脅威も後退し、引けにかけて一段高となった。重機メーカー(CAT)の上昇もダウの上昇を支援。セクター別では自動車・自動車部品やヘルスケア機器・サービスの上昇が目立った。



重機メーカーのキャタピラー(CAT)や台所・家庭用品の小売販売のウィリアムズソノマ(WSM)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。携帯端末のアップル(AAPL)はシティによる目標株価引き上げで買われた。また、製薬会社ファイザー(PFE)は同社製新型コロナ経口薬のFDA緊急使用許可にともなう売り上げ増加期待に上昇。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はマスク最高経営責任者(CEO)が自社株の売却をいったん終了したことを明らかにしたため、上昇した。一方で、中古乗用車・軽トラック販売のカーマックス(KMX)は四半期決算内容は予想を上回ったものの収益率の低下が警戒され、下落。



製薬会社のノババックス(NVAX)は取引終了後に、同社製ワクチンの追加接種がオミクロン変異株に対し有効であると発表。会見を控え、時間外取引で株価は上昇している。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:米長期金利伸び悩みでユーロ買い強まる



22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円12銭まで下落後、114円37銭まで上昇したが、長期債利回りの低下を意識して114円08銭まで下げており、114円12銭で引けた。米国の10年債利回りが1.44%台に低下した際ドル売りになり、7-9月期GDP確定値の上方修正、11月中古住宅販売件数の増加、12月消費者信頼感指数の大幅反発で一時ドル買いが優勢となった。



ユーロ・ドルは1.1298ドルから1.1342ドルまで上昇し、1.1328ドルで引けた。ユーロ・円は129円05銭から129円50銭まで上昇した。ユーロやポンドは感染拡大による規制強化への懸念やや後退で買い戻し。ポンド・ドルは1.3306ドルから1.3363ドルまで上昇。英国の7-9月期GDP改定値の上方修正も引き続き好感されたもよう。ドル・スイスフランは0.9232フランから0.9196フランまで下落した。





■NY原油:続伸で72.76ドル、株高を意識した買いが継続



NY原油先物2月限は、続伸(NYMEX原油2月限終値:72.76 ↑1.64)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+1.64ドルの72.76ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは70.80ドル-73.03ドル。アジア市場で71.77ドルまで買われた後は伸び悩み、ニューヨーク市場の序盤にかけて70.80ドルまで下落したが、株高を意識して反転。通常取引終了後の時間外取引で、一時73.03ドルまで一段高となる場面があった。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  44.22ドル   +0.03ドル(+0.06%)

モルガン・スタンレー(MS) 98.25ドル   +0.48ドル(+0.49%)

ゴールドマン・サックス(GS)381.76ドル  +1.44ドル(+0.38%)

インテル(INTC)        50.73ドル   -0.04ドル(-0.08%)

アップル(AAPL)        175.11ドル  +2.12ドル(+1.23%)

アルファベット(GOOG)    2930.50ドル +46.09ドル(+1.60%)

フェイスブック(FB)     330.40ドル  -3.80ドル(-1.14%)

キャタピラー(CAT)      201.79ドル  +3.48ドル(+1.75%)

アルコア(AA)         59.37ドル   +2.58ドル(+4.53%)

ウォルマート(WMT)      139.92ドル  +0.30ドル(+0.21%)