4日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米ISM製造業景気指数の高水準で成長持続の期待感から、ドル買い基調は継続の見通し。また、株高・原油高でリスク選好的な円売りが見込まれ、ドルは下げづらい値動きとなりそうだ。



前日の取引で米10年債利回りの上昇を受け、ドル買い優勢の展開に。ユーロ・ドルは1.13ドルを割り込み、ドル・円は115円前半で下げづらい値動きとなった。本日アジア市場は日経平均株価が大幅高となったほか、中国財新製造業PMIが予想外に強含み、リスク選好的な円売りに振れた。日本での新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒されるものの、影響は限定的。円売り地合いを背景に、ドルなど主要通貨は上昇基調を維持した。



この後の海外市場は、ドル買いに振れやすい見通し。今晩発表の米ISM製造業景況指数は前回から伸びが鈍化すると予想されるが、高水準なら成長の持続が意識されそうだ。また、雇用指数が強い内容となれば今週末の雇用統計の改善に思惑が広がり、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ前倒し観測で金利高・ドル高が見込まれる。一方、欧米株高や原油高が維持されれば、リスク選好の円売りが続き、主要通貨を支える手がかりとなろう。

【今日の欧米市場の予定】

・17:55 独・12月失業率(予想:5.3%、11月:5.3%)

・18:30 英・12月製造業PMI改定値(予想:57.6、速報値:57.6)

・18:30 英・11月住宅ローン承認件数(中銀)(予想:6.57万件、10月:6.72万件)

・24:00 米・12月ISM製造業景況指数(予想:60.3、11月:61.1)

・24:00 米・11月JOLT求人件数(10月:1103.3万件)

・OPECプラス閣僚級会合