■NY株式:NYダウ214ドル高、金利高でハイテク売り



米国株式市場はまちまち。ダウ平均は214.59ドル高の36799.65ドル、ナスダックは210.08ポイント安の15622.72で取引を終了した。本年のパンデミック終息に伴う強い回復を期待した景気循環株中心とした買いに寄り付き後、上昇。ISM製造業指数や雇用関連指標が予想を下回ったため失速したもののダウは終日堅調に推移し、連日で史上最高値を更新して終了した。ハイテクは長期金利の上昇を受けて売られ、ナスダック総合指数は下落。セクター別では銀行、エネルギーが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。



自動車メーカーのフォード(F)は電動新型ピックアップトラック「F-150」の生産をぼ2倍に引き上げる計画を発表し、上昇。航空機メーカのボーイング(BA)や飲料メーカーのコカ・コーラ(KO)はアナリストの投資判断引き上げで上昇した。銀行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)やクレジットカード会社のアメリカンエクスプレス(AXP)は金利の上昇で金利収入増加期待に上昇。一方、履物会社のフットロッカー(FL)はアナリストの投資判断引き下げで下落した。



今までハト派姿勢を維持していたミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は高インフレが想定以上の水準で長期化していると認め、2022年に2回の利上げを想定していると言及した。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:ドル・円は一時116円35銭、日米金利差拡大観測強まる



4日のニューヨーク外為市場でドル・円は116円35銭まで上昇後、115円95銭まで反落したが、116円12銭で引けた。日米金利差拡大観測に伴うドル買い・円売りに拍車がかかったのち、米12月ISM製造業景況指数や11月JOLT求人件数が予想を下回ったため、米経済の強い回復期待を受けたドル買いが後退し反落。ただ、年内の利上げ観測を受けた金利上昇に伴うドル買いも根強く下値を支えた。



ユーロ・ドルは1.1273ドルから1.1322ドルまで上昇し、1.1286ドルで引けた。ユーロ・円は131円46銭まで上昇後、130円98銭まで反落。ポンド・ドルは1.3483ドルから1.3557ドルまで上昇。英国のジョンソン首相は新型コロナのオミクロン変異株流行を都市封鎖なしに乗り越える計画を発表。都市封鎖回避で英国の景気回復は継続するとの期待でポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.9187フランから0.9137フランまで下落した。





■NY原油:続伸で76.99ドル、一時77.64ドルまで買われる



NY原油先物2月限は、続伸(NYMEX原油2月限終値:76.99 ↑0.91)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+0.91ドルの76.99ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは75.70ドル-77.64ドル。アジア市場で75.70ドルまで売られたが、中期的な原油需要の増加への期待が広がり、ニューヨーク市場の序盤にかけて77.64ドルまで買われた。その後はドル高を意識した売りが増えており、通常取引終了後の時間外取引では77ドルを挟んだ水準で推移した。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  47.99ドル   +1.81ドル(+3.92%)

モルガン・スタンレー(MS) 104.26ドル  +4.07ドル(+4.06%)

ゴールドマン・サックス(GS)407.48ドル  +12.15ドル(+3.07%)

インテル(INTC)        53.14ドル   -0.07ドル(-0.13%)

アップル(AAPL)        179.70ドル  -2.31ドル(-1.27%)

アルファベット(GOOG)    2888.33ドル -13.16ドル(-0.45%)

フェイスブック(FB)     336.53ドル  -2.01ドル(-0.59%)

キャタピラー(CAT)      218.08ドル  +11.08ドル(+5.35%)

アルコア(AA)         57.53ドル   -2.83ドル(-4.69%)

ウォルマート(WMT)      142.00ドル  -2.65ドル(-1.83%)