5日のドル・円は、東京市場では116円24銭から115円90銭まで下落。欧米市場では、115円62銭まで下げた後、116円18銭まで買われており、116円10銭で取引終了。本日6日のドル・円は主に116円台で推移か。米長期金利は一段と上昇しており、株安でもリスク回避的な円買いが拡大する可能性は低いとみられる。



5日公表された2021年12月14−15日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨で、「高インフレへの対応に向け、予想よりも早期の利上げや保有資産全体の縮小が必要になる可能性がある」との見解が提示されていた。利上げ開始後比較的早期に、バランスシートの規模縮小の開始が適切な可能性があるとの意見も出ており、債券利回りは全般的に上昇した。議事要旨は金融緩和の大幅な縮小を示唆する内容だった。明日7日に発表される12月米雇用統計は11月実績を上回る強い数字になると予想されており、市場予想とおおむね一致した場合、早期利上げやバランスシート縮小への思惑はさらに強まり、ドルはやや強い動きを見せる可能性がありそうだ。