7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:自律反発も個別材料株での短期的な値幅取り狙い

■ネクステージ、21/11営業利益 99.8%増 136億円、22/11予想 28.3%増 175億円

■前場の注目材料:豊田織、メタン合成実証、工場CO2再利用、高浜で4月から





■自律反発も個別材料株での短期的な値幅取り狙い



7日の日本株市場は、前日の大幅な下落に対する自律反発が意識されるも、次第にこう着感が強まりそうである。6日の米国市場はNYダウが170ドル安だった。週次失業保険申請件数が増加したほか、12月ISM非製造業景況指数が予想を大幅に下回ったことが嫌気された。また、連邦準備制度理事会(FRB)による速やかな金融引き締めへの警戒感もくすぶり終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比205円高の28705円。円相場は1ドル115円80銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、昨日の大幅下落に対する自律反発の動きが意識されそうだ。日経平均は800円を超える急落で一気に25日線を割り込んだこともあり、いったんは反発を試すタイミングであろう。また、新型コロナウイルスの新規感染者数が拡大するなか、政府は沖縄県などで、まん延防止等重点措置を適用する方針である。警戒感は高まる一方で、これを手掛かりとしたショート筋については、材料出尽くしからカバーの動きも意識されそうだ。



もっとも、米国では雇用統計の発表を控えているほか、3連休前で積極的にポジションを取る動きは限られると見られるため、自律反発の域は脱せないだろう。米国では大型テック株の一角が売られていることもあり、金利上昇懸念なども戻り待ちの売り圧力に繋がりそうである。そのため、物色の流れとしてはSOX指数の上昇を受けた半導体株の短期的なリバウンド狙いのほか、個別材料株での短期的な値幅取り狙いとなろう。



中小型株についてはマザーズ指数の安値更新で需給状況は悪化しているものの、直近IPO銘柄の一角では下げ渋りからリバウンドを見せてくる銘柄も散見されていた。打診的な動きとはいえ、業績面で安心感のある直近IPO銘柄などへは大幅下落に対する見直し余地は大きそうであり、次第に落ち着きを見せてくる可能性はありそうだ。





■ネクステージ、21/11営業利益 99.8%増 136億円、22/11予想 28.3%増 175億円



ネクステージ<3186>が発表した2021年11月期業績は、営業利益が前期比99.8%増の136.37億円だった。車種別では、普通乗用車登録台数が3,269,473台(前年同期比98.4%)であり、軽自動車の登録台数は3,018,589台(前年同期比99.6%)という結果となった。22年11月期は前期比28.3%増の175億円を見込んでいる。





■前場の注目材料



・シカゴ日経225先物は上昇(28705、大阪比+205)

・1ドル115.80-90円

・SOX指数は上昇(3909.04、+29.17)

・VIX指数は低下(19.61、-0.12)

・米原油先物は上昇(79.46、+1.61)

・米国景気の拡大

・日銀は金融緩和を長期化

・株価急落時の日銀ETF買い





・豊田織<6201>メタン合成実証、工場CO2再利用、高浜で4月から

・日本電産<6594>米向け空調用モーター増産、メキシコ工場に20億円

・日本化<4092>高温焼成なし亜酸化銅ペースト開発、ICタグ向け

・千代化建<6366>燃料アンモニア製造プラントに本格参入、30年度めど

・ホンダ<7267>武漢にEV工場、年12万台、728億円投資

・ホンダ<7267>埼玉製作所で4輪1割減産、部品不足長期化

・双日<2768>CCCとマレーシアに蔦屋書店、共同出資会社を設立

・日本精工<6471>米軸受修復事業を買収、顧客の保守費用抑制

・NTT<9432>研究者に新人事制度、年功要素廃止、能力・役割で格付け





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・08:30 12月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+0.5%)

・08:30 11月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+0.5%)

・08:30 11月家計支出(前年比予想:+1.2%、10月:-0.6%)



<海外>

・特になし