10日のドル・円は、東京市場では115円55銭から115円85銭まで反発。欧米市場では、115円82銭から115円05銭まで下落し、115円21銭で取引終了。本日11日のドル・円は主に115円台で推移か。米長期金利の伸び悩みを意識して、リスク選好的な円売りは目先的に抑制される可能性がある。



10日の米国株式市場では、S&P総合500種とダウ工業株30種が弱含みとなった。先週7日に発表された12月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は市場予想を大幅に下回ったものの、失業率は3.9%まで低下し、平均時間給の上昇率は前年比+4.7%と市場予想を上回った。この結果を受けて3月利上げを想定した取引が増えたことが株価指数を圧迫したようだ。10日の米国債券市場では、2年債の利回りが上昇し、10年債利回りとの格差は縮小した。米国を含めて新型コロナウイルス変異株(オミクロン株)の感染者は急増しているが、1月末までに感染者数はある程度減少するとの見方も出ている。米連邦準備制度理事会(FRB)は1月25-26日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、早期利上げの是非、バランスシートの縮小について議論する見込みだが、新型コロナウイルスの感染状況も考慮される可能性がある。